日本共産党 参議院議員 党副委員長
山下よしき

活動レポート

戦争でなく平和の準備を 広島で講演 大平氏ら決意

2023年10月22日
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(写真)声援に応える(右から)中原、垣内、山下、大平、いのはら、岡田の各氏=22日、広島市

定数1削減となる衆院比例中国ブロックで党議席の奪還をめざし、日本共産党広島県委員会は22日、山下芳生副委員長を迎えて広島市で演説会を開きました。

大平よしのぶ、垣内京美両衆院中国比例予定候補、中原つよし広島1区、いのはら真弓同5区予定候補、31日告示の海田町議補選に立候補する岡田よしのり予定候補が決意を表明しました。

山下氏は、岸田政権が進める大軍拡の一大拠点が広島に置かれようとしているとして、海上自衛隊呉基地への長射程ミサイル配備の危険性を指摘。「政治の責任とは、敵基地攻撃能力を持って米軍と先制攻撃を行い、日本に報復攻撃の危険をもたらすことではない。絶対に戦争にしないための外交にあらゆる努力を注ぐことだ」と強調。「戦争ではなく平和の準備を進める仕事を、国会で大平さんにやらせてください」と訴えました。

“財界のもうけ最優先の政治でいいのか”と問いかけるのは日本共産党だけだとして、大企業の内部留保の一部に課税した財源で中小企業の賃上げを支援するプランや「非正規ワーカー均等待遇法」の提案を説明しました。

大平氏は、イスラエル・ガザ紛争を挙げ「憲法9条が今ほど求められている時はない。戦争も核兵器もない世界の実現へ、再び国会へ送り出してほしい」と力説。垣内氏は党の経済再生プランについて「多くの人と一致できる。一緒にたたかいを起こし全力で比例の議席を取り戻す」と表明しました。

3歳の子どもと来場した女性(30)は「個人事業主なのでインボイスに反対。いい政策を掲げる共産党に政治を変えてほしい」と感想を語りました。