日本共産党 参議院議員 党副委員長
山下よしき

活動レポート

県政動かす議席増を 甲府で訴え

2022年11月9日

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(写真)聴衆の声援にこたえる(左から)すがの、山下、名取の各氏=9日、甲府市

来年の統一地方選での勝利に向け、日本共産党の山下芳生副委員長は9日、甲府市で街頭演説し、「県議選まで残り5カ月。こごし智子さんの宝の議席を、すがの幹子さんにバトンタッチして現有1議席(甲府市区)を絶対確保するとともに、名取やすしさんの新たな議席(南アルプス市区)を獲得しよう」と訴えました。甲府駅前よっちゃばれ広場に広がった聴衆が大きな拍手を送りました。

山下氏は、県民の願いに背を向ける「オール与党」の山梨県政の中で、共産党が新型コロナ対策の拡充、小中学校の少人数学級、子どもの医療の窓口無料化を実現し、県民の運動と結んで県政を動かす役割を果たしてきたと強調。県民目線で県政をチェックし、4年間で1億3千万円の税金の無駄遣いを削減させたのも共産党だと訴えました。

山下氏は、甲府市上空付近で米軍機による空中給油が頻繁に目撃された問題に言及。浜田靖一防衛相が空中給油の事実を認めつつも、従来の政府解釈をほごにし、米軍擁護の答弁をしたと批判し、「こんな屈辱的な政治は終わらせよう。危険な空中給油やめろ、山梨の空と富士山を脅かすなの願いは共産党へ」と力を込めました。

山下氏は、すがの氏が共立病院の職員として23年間、医療・福祉の現場で頑張ってきたとして、「『住民福祉の増進』という県政にとって一番大事な仕事を前進させるためにうってつけの候補だ」と訴え。名取氏が南アルプス市議として国保料、介護保険料の値下げなどの公約を実現したことを紹介し、「文字通り試され済みの政治家だ。今度は県議会で働いてもらおう」と勝利を呼びかけました。

すがの・名取氏訴え

すがの氏は「医療費の負担増など格差と貧困が広がり、コロナ禍で学費が高く大学をあきらめる学生や医療現場では若い職員が退職している。誰もが安心して働き暮らせる社会にすることは政治の責任。命と暮らし最優先の県政へ全力を尽くします」と決意を語りました。

名取氏は「物価高騰が深刻なのに県は医療機関や介護施設に直接支援を行わない。リニア中央新幹線と連動した大型開発より、医療・介護事業者への支援、国保料・介護保険料などの負担軽減にとりくむ県政へ市議の経験を県政にいかし激戦を勝ち抜く決意です」と力を込めました。

初めて参加した男性(58)は「共産党は自民党が悪い事をするのを暴くことがすごい。政治を正す党に伸びてほしい」と話しました。