都議選勝利へ党幹部・議員奮闘
2021年6月25日日本共産党の山下芳生副委員長は25日、東京都議選で、杉並区の荻窪駅前で原田あきら候補、豊島区の池袋駅前で米倉春奈候補の勝利と共産党の躍進を訴え、「都民みんなに安心と希望が広がる東京をつくろう」と呼びかけました。
◆杉並区
山下氏は「誰もが人間らしく暮らせる都政を”と声を上げて頑張ってきたのが原田候補だ」と語り、杉並区の200を超える保育・介護などの事業所に3回のアンケート調査を行い、現場の声を都政につないできたと実績を紹介。東京外環道の問題では陥没事故が起きる2年前から、他党が一切触れない中で何度も住民と交流し、都議会で危険性を指摘し続けてきたことを示し、「都民にとっての希望の議席だ」と強調しました。
原田氏は、東京五輪の開催や不要不急の大型開発を進める都政の転換を訴え、「都民が主人公の政治を」と力を込めました。
◆豊島区
山下氏は、党東京都委員会が取り組んだ「痴漢の実態調査アンケート」に1435人から深刻な被害の状況が寄せられ、この調査をもとに米倉氏が都議会で痴漢被害の問題を全面的に取り上げたことを紹介し、「この質問は大きな注目を呼び、週刊誌でも特集記事が組まれた」とアピール。「ジェンダー平等社会をつくる先駆的な役割を果たしてきた米倉候補の宝の議席を守り抜こう」と力強く訴えました。
米倉氏は、都立・公社病院の独立行政法人化を狙う小池都政を批判し、「病院・医療を守れの声を私に託してください」と呼びかけました。