学費無償化 国に要請 こむら比例予定候補と青年ら 兵庫
2024年9月12日日本共産党兵庫県委員会・県議団と日本民主青年同盟兵庫県委員会は12日、政府交渉を行い、党県委実施の学費ゼロプロジェクトアンケートと民青実施のフードバンクアンケートなどをもとに高等教育の無償化を求めました。
こむら潤近畿比例予定候補(兵庫8区重複)、ふじすえひろみ兵庫1区予定候補、たけうちゆみこ2区予定候補、ひびゆうこ4区予定候補、苦瓜かずしげ11区予定候補、久保田健司県議らが参加。猪苗代結民青県委員長が「奨学金で家賃を、アルバイトで留学費用を賄い、学費は銀行から借金し、負債は500万。生きていく希望がない」などのアンケートの声を紹介し、「無償化した県立大学の県外生も無償化を」「アルバイト中心でなく、学びが保障される生活を」と訴えました。
こむら氏らは「国際人権規約で漸進的な学費無償化が求められているが値上げする大学があり逆行している」と指摘。文科省の担当者は「ご意見をうかがい、少しずつでも拡充させていければと考える」と答えました。
学校給食無償化、子ども医療費無料化、体育館の空調設置、医師確保、介護職員の処遇改善、コメ不足対策なども要請。山下芳生参院議員、宮本たけし衆院議員が同席し、穀田恵二衆院議員が参加者を激励しました。
しんぶん赤旗 2024年9月15日付