学費を無償に 学生らの声集め政府と交渉 奈良の共産党
2024年9月9日日本共産党奈良県委員会・県議団は、政府交渉を行い、752人の声を集めた大学・短大・専門学校の学費・奨学金実態アンケート(同県委実施)をもとにした高等教育無償化を求める要望を行いました。
山下芳生参院議員、宮本たけし衆院議員、たつみコータロー近畿比例候補、井上良子(奈良1区)、宮本次郎(同2区)、太田あつし(同3区)の各衆院候補、山村幸穂県議、白川史恵党青年学生部長が参加しました。穀田恵二衆院議員が参加者を激励しました。
学費の高騰が若者の学ぶ権利を奪うだけでなく、親や祖父母の世代までの影響を与えていることをアンケートから示しました。奨学金が返済できず自己破産や自殺者まで生まれていると指摘。学費無償化は国際公約であり、「受益者」は個人ではなく社会全体であると無償化を迫りました。
このほか▽子ども医療費の窓口負担復活を促す通達を撤回し、国の制度で完全無料化▽国保料の自治体独自の減免可能の徹底▽生活保護行政の改善▽学校給食無償化▽学校体エアコンエアコン設置支援の増額▽学校教員の増員▽学校現場を「萎縮」させる奈良教育大付属小学校に関連した通知の撤回▽自衛隊名簿提供問題ーなど4省庁に24項目の要望を届け実現を求めました。
しんぶん赤旗 2024年9月11日付