日本共産党 参議院議員 党副委員長
山下よしき

活動レポート

参院政倫審幹事懇 世耕・橋本・西田の3氏出席 裏金審査 参院政倫審14日開催

2024年3月12日

自民裏金事件で参院政倫審の幹事懇が昼夕2回行われ、14日に世耕、西田、橋本各氏の弁明を聴取し質疑することで合意。参院では初めてで事の重大性を物語っています。私も質問に立ちます。同時にこれは第一歩。野党は32人の裏金議員全員の出席を申し立てています。3人で幕引きにすることは許されません。

 

以下しんぶん赤旗記事

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(写真)参院政治倫理審査会幹事懇談会。左端は山下芳生委員=12日、国会内

参院政治倫理審査会は12日、幹事懇談会を開き、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件をめぐり弁明を希望する世耕弘成前参院幹事長、橋本聖子元五輪担当相、西田昌司参院議員の3人(いずれも安倍派)の審査を14日に行うことを決めました。報道関係者の取材やテレビ中継なども含め「全面公開」で実施されます。

参院政倫審では8日、政治資金収支報告書に「不記載」等があった自民党議員ら32人全員の審査を全会一致で議決し、12日を期限に出席などの意向調査を行っていました。結果は、弁明を希望する議員は3人だけで、28人が希望しないと回答。1人は未回答でした。

日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の4党は、32人全員の審査を全会一致で議決した意味は重いとして、残りの29人に引き続き出席と説明を求めることを確認しました。

日本共産党の山下芳生副委員長(政倫審委員)は、参院政倫審が設置された1985年以来初めて審査が行われると述べ、「今回の事案がそれほど重大だということを反映している」と指摘。「自民党の組織ぐるみの犯罪行為が問われている。今回は『第一歩』であり、これで終わりではない。しかし非常に大事なスタートになる」と強調しました。