日本共産党 参議院議員 党副委員長
山下よしき

活動レポート

声届ける党躍進を せと・北山氏 議席奪還 大阪市で訴え 吉村知事の共産党攻撃「民主主義の否定」と反論

2023年3月19日
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(写真)訴える(左から)山下、せと両氏=19日、大阪市此花区

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(写真)訴える(前列左から)山下、北山の両氏=19日、大阪市西淀川区

日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は19日、大阪市内の街頭演説に駆け付け、西淀川区(定数3)で北山良三元大阪市議、此花区(定数2)で、せと一正前大阪市議とともに「知事選で、たつみコータロー予定候補の勝利、府議選、大阪市議選で共産党の現有議席を守り抜き、さらに伸ばそう」と訴えました。

山下氏は、共産党の議席には、市民の運動とスクラムを組んで市政を動かすとともに、維新の間違った政治に待ったをかけてきた、かけがえのない役割があると強調。カジノ用地の賃料を異常に安く値引きするため、大阪市が不動産鑑定業者に「IRを考慮外」と指示した事実を指摘し、「カジノは人の不幸の上に成り立つもの。党派を超えて“カジノあかん”の願いを共産党に託してください」と呼びかけました。

北山氏が「高すぎる国保料と介護保険料を下げさせ、物価高で大変な多くの市民を支える手だてを」、せと氏が「此花区からカジノはきっぱりノーを突き付け、正蓮寺川公園を文化の薫りする公園に」と決意を述べました。

西淀川区で演説を聞いていた女性(75)は「大阪にカジノは絶対いらない」と共産党へ期待を寄せました。

日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は、吉村洋文大阪府知事が18日、大阪府吹田(すいた)市で行われた大阪維新の会の街頭演説の中で共産党を「独裁」などと攻撃したことに対し、同日直ちにツイッターで反論するとともに、19日の大阪市内での街頭演説の中で反論しました。

吉村氏は吹田市での街頭演説の中で「共産党は、(党員が)『代表を選挙で選べ』と言ったら、クビになった。よく『維新が独裁』と言われるが、共産党の方がよっぽど独裁じゃないか」などと述べました。

山下氏は、「元党員に党を辞めてもらったのは『党首公選制』を唱えたからではありません。日米安保条約廃棄、自衛隊の段階的解消という党の大方針―綱領を全面的に否定する本を出版して、外から党を攻撃したからです」と指摘。ジェンダー平等や野党共闘を進める上での党の民主的運営の実際を紹介し、「吉村氏が、共産党の悪口なら何を言っても許されると思っているとしたら、民主主義の否定です。力合わせてはね返そう」と呼びかけました。