日本共産党 参議院議員 党副委員長
山下よしき

活動レポート

4中総決定を力に民青同盟の発展と青年・学生党員拡大の前進を 全国都道府県青年・学生部長会議開く

2021年12月27日

 全国都道府県青年・学生部長会議が23日、党本部で開かれました。2020年10月以来の開催です。会議の目的は、(1)第28回党大会以来の青年・学生分野の前進の教訓と課題を明らかにして、豊かな経験、困難を出し合って交流すること、(2)第4回中央委員会総会決定が提起した青年・学生分野での党員拡大へ民青同盟への援助と党のとりくみを具体化し、新歓の成功など世代的継承をめざす党づくりを前進させることです。山下芳生副委員長・党建設委員会責任者があいさつし、吉良よし子青年・学生委員会責任者が報告しました。討論では22人が発言。若林義春党建設委員会責任者代理がまとめを行いました。

山下芳生 党建設委員会責任者があいさつ

写真

(写真)山下芳生 党建設委員会責任者

会議の冒頭、山下芳生党建設委員会責任者があいさつしました。

山下氏は、総選挙の教訓を明らかにした4中総決定が、がっかり感を乗り越えて、前向きのエネルギーを広げる大きな力になっていると述べ、共闘で政権交代をめざす次のチャンスに生かすべき最大の教訓の一つが若い世代の中に党をつくることだと指摘しました。

「新しい政治を開き、綱領実現の道へと発展させていくためには、日本共産党が若い世代の中に大きく根をはり、若い世代とともに政治を変革する力を持つことがどうしても必要です」と強調しました。

1年間の民青と党の共同の努力で民青同盟員が現勢で前進に転じ、学生党員数も前進しており、全国の党組織を励まし、大きな希望となっています。

今年4月に気候変動に危機感を持っている10代20代の青年と懇談した際の「気候危機のことを考えると勉強も手に付かない。世界がこのまま変わらないんだったら2人目の子どもは絶対産まない」という発言を紹介。こうした若い世代が気候危機を自分の未来に直結する問題として切迫感を持って捉え、行動していると述べ、「気候危機でもジェンダーでも暮らしや格差の問題でも若いみなさんが現状に強い危機感を感じ答えを求めている。その多くは、まだ政治とはつながっていませんが、政治とつながったらすごい力になる」と語りました。

そのうえで、「『気候危機を打開する2030戦略』など、若者の未来に責任を持つ政策と展望を示せる日本共産党の躍進を若い世代も求めているのではないでしょうか。そのことに確信を持ってさらに奮闘しよう」と呼びかけました。