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「日の丸・君が代」で校長先生に申し入れ

2005年02月23日

 卒業式の季節がやってきました。今日、長男の通う高校の校長先生に、卒業式で「日の丸・君が代」の強制がされないよう、保護者有志で申し入れを行いました。

 「君が代、日の丸につきましては、戦前の軍国主義のシンボルであった歴史的経過があり、今も、アジアの人々や在日の方から批判をあびています。国民や高校生の間でも賛否の分かれるところだと思います。…卒業式において、一人の卒業生・保護者も精神的苦痛を受けることなく、ともに心から喜び合える式とするよう、以下のことを要望いたします」として、

 @卒業式での日の丸、君が代の強制はやめてください
 A「思想・良心の自由」を尊重し、起立しない、歌わない自由を認めてください
 B前もって、生徒に「思想・良心の自由」および起立しない、歌わない自由があることを説明してください

 の3点をお伝えしました。

 校長先生はたいへん苦悩されているようでした。昨年、東京都教育委員会は、卒業式の「君が代」斉唱で生徒が起立しなかったことを理由に多数の教師を処分しました。福岡県教育委員会は「君が代」斉唱の音量を計測したといいます。「はたしてそれが教育といえるのか」。校長先生も大いに疑問をもたれているようでした。

 1999年の国旗・国歌法案の審議で、小渕恵三首相(当時)は「児童生徒の内心にまで立ち入って強制しようという趣旨ではない」と答弁しています。また私の質問に対し、野中広務官房長官(当時)は「日の丸や君が代が戦争遂行に利用されたことは認めざるを得ない」と答弁しています

 上からの強制による、権力に従順な人づくり、歴史の真実を直視しない国づくりを黙って許してはならないと思います。一人ひとりができることから行動することが大事ではないでしょうか。

 夜、大阪の憲法を守る運動をいっそう発展させるために、関係団体で知恵を出し合う会議に参加しました。

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