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和歌山に入りました。消費税宣伝、経済団体との懇談、岩出町議選応援です

2005年01月24日

 今日は和歌山に入りました。天王寺から「くろしお13号」で和歌山駅着。さっそく、消費税増税廃止和歌山県各界連絡会の皆さんによるお昼休み宣伝・署名行動に参加。

 この季節にしては珍しいポカポカ陽気に、通行人の反応も良く、ビラを受け取り署名してくれる人が相次ぎました。「消費税は困ります。なんに使われているんですか?大企業の減税!?えーっ本当ですか」と若い女性。「毎日の食べるものにもかかるのが腹が立つ」と年配の女性。共通しているのは現在の生活の大変さ。そのうえ消費税増税なんてとんでもないというのが国民の実感だと思います。

photo 私は、マイクを握り消費税のそもそも論を演説しました。じつは、8年前、橋本首相が消費税率を3%から5%に引き上げようとしたときに、私は参議院予算委員会で橋本首相に、消費税のもつ「本質的欠陥」について質問したことがあります。そのときの論戦は今でも役に立つもので、とくに、貧困レベル以下の人々に対する絶対的負担の問題、すなわち所得税のかからない人たちに対する過重な負担の問題をとりあげ、「最低生活の維持に必要な所得を奪うことになる」と指摘した点は、今日ますます重要な意味をもつと思います(ぜひ「政策と信条」「論戦・弱いものいじめの消費税増税はやめよ」をご覧ください)。

photo 午後、和歌山の経済団体を訪問し懇談。和歌山県商工会連合会では松岡専務理事と下事務局長が、和歌山県経営者協会では塩路専務理事・事務局長が、和歌山商工会議所では内田専務理事が、それぞれ対応してくださいました(写真は経営者協会。私のとなりは、下角衆院和歌山1区予定候補・党県書記長、藤井県議)。

 和歌山の経済も大変深刻な状態が続いています。住友金属和歌山製鉄所は、かつては1万4千人いた労働者が現在2000人前後に激減しています。正社員だけでこれだけの削減ですから関連会社などを含めるとものすごい規模になります。ここでも、誘致大企業や、公共事業に依存するやり方がゆきづまり、地域の資源を生かした地域経済の活性化が大きな課題となっています。

 うれしかったのは、どこでも和歌山に根付く資源を再発見し活用する努力が語られたことです。とくに昨年世界遺産に登録された「熊野」「高野」をいかに地域経済の活性化につなげるか、その模索と挑戦が伝わってきました。「観光客も増えたので、”語り部”づくりにとりくんでいます。それぞれの遺跡にどんないわれがあるか説明できる人がずいぶん増えました」(商工会連合会)、「熊野、高野のお客さんをどうやって和歌山市にも寄っていただくか研究会を立ち上げました」(商工会議所)など前向きの話題になると、皆さん生き生きと語ってくれます。

 これが大事です。地域経済の活性化へ、私たちも様々な立場の方たちと知恵と力を合わせたいと思います。まずは「熊野古道」を歩くことからでも始めましょうか。

photo 夜は、明日から始まる岩出町議選の応援。岩出町は、和歌山県でもっとも人口が急増している地域(すでに人口5万人を越え、来年市政に移行する予定)で、街づくりや福祉政策への要望が山積しています。市来りえ候補(新)、増田こうじ候補(現)、それぞれの演説会で、国政における日本共産党の役割とともに、住民の目線で行政をチェックし、建設的提案で要求を実現してきた日本共産党の2議席を守り抜かせてくださいと訴えました。衆院和歌山2区予定候補の下村党紀北地区委員長もごいっしょでした。

 30分の演説に「とても力強く、よくわかりました」などの声をいただきました。勝利を願いつつ和歌山をあとにし、関空快速で大阪へ。人身事故の影響で列車が大幅に遅れ、自宅到着は日付が変わってしまいましたが、今日も充実した一日となりました。
 

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