本物の改革進める共産党大きく 参院選・市議選勝利へ決意 静岡演説会
2025年2月24日![]() (写真)参加者の声援に応える山下氏(右から3人目)と鈴木氏、(同2人目)、静岡市議選の各予定候補者=24日、静岡市清水区 |
日本共産党静岡県委員会は24日、参院選での躍進と静岡市議選(3月14日告示、23日投票)勝利に向けた演説会を静岡市で開きました。山下芳生参院議員・参院比例予定候補を弁士に迎え、「本物の改革を進める日本共産党を大きく伸ばしてください」と訴え。鈴木ちか・参院静岡選挙区予定候補、杉本まもる(葵区)、鈴木あけみ(葵区)、寺尾あきら(駿河区)、内田りゅうすけ(清水区)、の各静岡市議予定候補も決意表明しました。
山下氏は、補聴器購入補助、保育料無償化の対象拡大、市営住宅入居時の保証人廃止など、これまでの党静岡市議団の実績を紹介。「小さな声をしっかり拾い、市民と共に運動し、オール与党の議会で論戦して、一歩一歩前に進めてきました。宝の議席を守り抜きましょう」と訴えました。
続いて山下氏は、田村智子委員長が今月開かれた予算委員会で新たな試算を示しながら消費税の逆進性について指摘したことを紹介。税制の問題を「103万円の壁」だけにフォーカスして良いのかと述べ、「大企業優遇と超富裕層に応分の負担をさせれば消費税減税はできます。大企業優遇政治にメスを入れられるのは日本共産党だからできることです」と強調しました。
静岡市議選予定候補者の各氏は、難波喬司(たかし)市政が事業費300億円のアリーナ建設など大型公共事業を進める一方で、保健福祉センターや敬老祝い金の廃止など暮らし・福祉を破壊していると告発。市民の暮らし最優先の予算に転換させるため、「現有4議席の確保が絶対に必要です」と述べました。
演説会後には入党懇談会が開かれ、1人が入党しました。