参院環境委員会の委員派遣で宮城へ
2025年2月18日17~18日と参院環境委員会の委員派遣で宮城へ。石巻市の風力発電事業、仙台市の太陽光パネルリサイクル事業などの現場を視察。石巻は東日本大震災で4千人が犠牲になった場所、救援活動の拠点となった日赤病院の姿に改めて敬意と感謝を捧げました
太陽光パネルの耐用年数は約30年。使用済パネルを集め、ガラス板とセル(発電用フィルム)をホットナイフで分離するリサイクル工場でご苦労をお聞きしました。埋め立てた方が安い、含有有害物質が厄介、ガラスの買い手がないとのこと。公的支援とともに使用後のリサイクルを考えた製造も必要です。
風力発電用の風車を建設する際は、騒音、低周波音など住環境への影響、バードストライクなど鳥類への影響を事前に調査し、住民の理解のもとで計画をすすめる必要があります。また風車の耐用年数は約20年。そろそろ建て替えが必要な風車も出てきます。日本の風車がすべて外国製なのも課題です。
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仙台では倉庫事業者さんが自社のフォークリフトやトラックのバッテリーを利用して、災害時に高齢者施設や自宅治療者が医療機器を動かす電気が途絶えないようにする取り組みも視察。東日本大震災の体験も踏まえ、少し容量が低下したバッテリーを有効に活用する取り組みです。