大阪・関西万博会場視察
2024年11月22日大阪・関西万博会場の視察レポートです。3月のトイレ用建物建設工事中のメタンガス爆発事故以来、国会で質問し、爆発現場の視察を再三要請してきましたが、たつみコータロー新衆院議員のプッシュもあり実現しました。(写真はすべて「しんぶん赤旗」提供)
高さ20㍍、一周2㎞ある大屋根リングの上に登り、経産省、万博協会の方から工事の進捗状況について説明を受けました。堀川あきこ新衆院議員、清水ただし参院大阪選挙区予定候補、衆院候補として頑張ったこむら潤さんも。
海に浮かぶ万博会場の中で一番高い構造物は大屋根リング。落雷の危険があるため金属製の手すりには避雷針としての機能も持たせているとのことでした。
日本の伝統技法を紹介するとされている大屋根リングですが、近くで見ると集成材を金属枠とボルトで組み上げてていることがわかります。半年で解体されるのに350億円もかけて造る必要があったのか?急ぐべきは能登半島地震の復興ではないのか?
工事の関係でメタンガス爆発現場の視察はできませんでした。しかし万博会場の夢洲では埋め立てたゴミから危険な濃度のメタンガスが発生し続けており、ガス抜き管が83本突き出ています。万博の駐車場周辺にも管が立ち並んでいました。「火気厳禁」のステッカーも見えます。
会場視察後、咲洲のWTC ビルにある万博協会の会議室で意見交換。日本共産党の国会議員、近畿各府県地方議員と経産省参事官との間で▼メタンガス対策▼台風、地震、津波対策▼入場券販売の現状と運営費問題▼交通渋滞対策など突っ込んだやりとりが。