非正規公務員の雇用安定を なくそう官製ワーキングプア 大阪市内で集会開く
2024年11月2日「どこに向かう?公共サービス~もっと市民の声を」をテーマに、「なくそう!官製ワーキングプア」第12回大阪集会(主催=同実行委員会)が2日、大阪市内で開かれました。
会計年度任用職員の1年ごとの有期任用の法定化・公募問題と、大量離職通知書をめぐる情報公開結果について、川村雅則・北海学園大学教授と、官製ワーキングプア研究会の山下弘之氏が特別報告。非正規公務員の雇用安定をめざし、労働組合や弁護士、議員、市民団体などと連携した幅広い運動を広げる重要性を訴えました。
全国から、勤勉手当獲得のたたかいや、保育士1200人雇い止めとのたたかいなどが報告されました。
日韓の労働政策を比較する視点から、安周永・龍谷大学教授、脇田滋・龍谷大学名誉教授、中村和雄弁護士が非正規公務員の問題点について意見交流。日本共産党から山下芳生参院議員が参加しました。
しんぶん赤旗 2024年11月3日付