裏金議員29人出席を 幹事懇で確認 参院政倫審
2024年6月19日参院政治倫理審査会は19日、幹事懇談会を開き、自民党派閥の裏金事件をめぐり参院政倫審規程第17条に基づく出席・説明要求を議決されたにもかかわらず、いまだ応じていない自民党議員29人について、引き続き出席を求めていくことを確認しました。
日本共産党の山下芳生議員は、政治資金規正法違反の罪に問われた安倍派会計責任者の松本淳一郎被告が公判で、政治資金パーティー収入の議員側へのキックバック(還流)について「幹部の協議で再開を決めた」などと証言したが、「衆参の政倫審に出席した安倍派幹部の発言と食い違っている」と指摘。参院政倫審で弁明した自民党の世耕弘成前参院幹事長の再度の審査を検討する必要があると強調しました。
山下氏の発言を受け、参院政倫審として世耕氏の再度の審査を検討していくことになりました。