改憲翼賛 許さない 市民と野党が国会前行動
2022年2月19日改憲阻止や安保法制の廃止などを求める行動が19日、衆院第2議員会館前で行われました。時おり雨も降るなか、「止めよう!改憲発議」などのプラカードを手に500人(主催者発表)が参加。参院選へ向けて、市民と野党の共闘をさらに発展させていこうとアピールしました。
主催者を代表して、憲法9条を壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんがあいさつ。自民党が「憲法改正実現本部」の動きを強めるなど、「彼らは本気で改憲を狙ってきています」と指摘。参院選で、改憲勢力3分の2を許すわけにはいかないと訴え、「憲法改悪を許さない運動を頑張りましょう」と語りました。
参加者の発言では、総がかり行動実行委員会に結集する各団体の若者でつくる、「総がかり行動実行委員会青年プロジェクトチーム」の髙木陽介さんがスピーチしました。「さまざまな垣根を越えて、青年一人ひとりが主体的に行動しようと結成しました」
先日、初となる改憲阻止の署名行動も実施したと紹介し、「誰もが安心して暮らせる社会、平和な社会を実現するために運動していきます」と語りました。
野党から、日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員、立憲民主党の柚木道義衆院議員が参加。社民党と参院会派「沖縄の風」からのメッセージが紹介されました。
山下氏は、国会では日本維新の会が、自民党よりも改憲をあおっていると指摘。「自民党と公明党、維新など改憲勢力による翼賛体制を許さない。これを市民と野党の共通の旗印にしていこう」と述べました。市民と野党の共闘をさらに強めながら、「参院選で改憲の動きにストップをかけよう」と呼びかけました。
主催は、総がかり行動実行委と9条改憲NO!全国市民アクションです。