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農学部OB、生協OBの出番です――京都のIさん

2008年02月07日

中国産冷凍餃子の問題は、個別の報道をつないで判断すると、「犯罪」の臭いがします。(皮と中身と両方から農薬が検出、などというと、「森永ヒ素ミルク」のような製造過程の問題を越えて、「和歌山毒カレー」のような。

これが意図的な犯罪であるなら、特定メーカーに網を張って商品回収しても、別会社で起こる可能性も高い。

犯罪捜査とは別に、私が問題だと思うのは、安易なOEMで、ヨソが作ったものを自社製品として「そのまんま流通」させていること。

たぶん、山下さんが生協時代の「コープ商品」というのは、組合員の声で「こういうものを作ってほしい」とメーカーとかけあって、実現していったと思います。井上吉郎さんが人気が高かったのも、消費者の声と生産者の声をしっかりつないだ実績。

今回の製品は、JTフーズが中国で作ったものをそのまま「コープ」の商標をつけて売ってて、独自検査をしていない。

いくら「合法」だからといって、サンプルだけとってそのまま販売に回す、なんてのは食品メーカー(販売含めた)として失格。

OEMで仕入れたものも、自社で作ったものも、責任は同じ。OEM先の責任を被れないんなら、OEMなんかするな、というのが基本姿勢だと思います。

昔から、岡山で作った清酒を、伏見や灘の会社が買って「自社ブランド」で売ってましたが、伏見や灘酒造メーカーは自社の看板を守るために厳しい検査をしてたと思います。(わざわざ岡山から買うのは、「雄町米」を使った純米酒で、客も味のこだわりがある。安物の「アル添」酒じゃない)

ここは、農学部OBと、生協OBの出番だと思います。
おおいに株をあげてください。

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京都のI様

おっしゃるとおりです。
私自身、組合員に「生協商品は安全・安心です」と熱く語っていただけに、生協が今回の事件にかかわっていたことが残念でなりません。
それと、外国のたったひとつの工場で20社近いメーカーの冷凍食品が、それも同じ品目の商品がつくられ包装だけ違っているという現状には、食文化の貧困、消費生活の貧困を感じます。
農学部&生協OBの面目躍如となるようウォッチしていきたいと思います。

山下よしき


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