あったか連帯ウェブ---山下よしき
トップページへ メッセージはこちらからどうぞ サイトマップ
記事検索
特集
原点・山下よしき

新しい政治の流れ
演説・論戦・講演
活動
活動記録
いつも現場に
総選挙2003
プロフィール
ごあいさつ
略歴
ご案内
事務所のご案内
リンク集
新聞赤旗 日刊紙 日曜版
見本紙
購読

おたよりのコーナー

ミクロについては心配があります---大阪のトラさん

2006年10月04日

 中国共産党との理論交流会の報告を聞き、中国の党の基本方向がよくわかり、中国の党の当面の方向に安心しています。しかしこれはマクロのことで、ミクロについては心配があります。例えば、公害の広がり、汚職が次々に報道される、資源の浪費、日本への輸出食品に農薬や有害物質が含まれていたり、です。


 返信が遅れて申し訳ありません。中国共産党との理論交流の報告を参考にしていただいてありがとうございます。

 ご指摘の、公害の広がりや資源の浪費の件ですが、じつは、不破さんも昨年12月の第一回理論交流の場で、率直に問題提起しています(不破哲三著『21世紀の世界と社会主義――日中理論会談で何を語ったか』、173頁からの「中国的特色のある社会主義」への六つの問題提起、中国経済の「平和的興隆」論をめぐって、をご参照ください)。

 ただ、この問題は、大変大きな課題であり、達成のためには科学技術の発展も必要とするものです(その点、NHKスペシャルでも紹介されましたが、ブラジルのルラ政権が、サトウキビからエタノールを安価に大量に生産する技術を確立し、世界のエネルギー問題に大きな影響を与えつつあることは注目されます)。言うは易し、行うは難しですが、私は、中国共産党の現在の指導勢力がもつ「社会主義の事業に対する真剣さ、誠実さ」(同前、162頁)が大いに発揮され、この課題を乗り越えてゆくことを期待するとともに、日中理論交流などを通じての貢献に「大義」を感じているところです。

 もちろん、日本における社会進歩の事業を前進させることが、私たちにとって一番の課題であることは言うまでもありませんが。

 山下よしき

ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください
 
ひとつ前のページに戻る
特集
Copyright (C) YAMASHITA YOSHIKI All rights reserved.