2005年10月18日
小泉首相の靖国神社参拝に抗議して17日、大阪府の日本共産党は府内各地で抗議の宣伝をしました。この日夕、大阪市のJR天王寺駅前では党府委員会が宣伝し、宮本たけし前参院議員と山下よしき府副委員長が演説。宮本氏は、多くの犠牲を出した日本のアジアへの侵略戦争を「正しかった」とする靖国神社への首相参拝は「いきづまった日本の外交をさらにいきづませる」と訴えました。立ち止まって聞いていた堺市の大学生、田中未歩さん(21)は小泉首相は参拝すべきでない。韓国や中国の人が怒るのは当然です。私も同じ立場だったら怒ります。反対派を押しのけて、郵政民営化法案を通したやり方と合わせて、多数になった自民党に怖さを感じます」と話していました。
(2005年10月18日付「しんぶん赤旗」より)