JR福知山線の運転再開を前にした15日、日本共産党近畿ブロック事務所と関西6府県委員会が国土交通省近畿運輸局とJR西日本を訪れ、「反省するなら安全対策の実行を」と迫りました。平松順子、山下よしき両衆院比例候補、宮本岳志前参院議員、衆院小選挙区、参院選挙区画候補、府県議など22人が参加しました。
2003年のダイヤ改定の際、鉄道事業法で義務付けられた運転曲線図を提出しなかった問題について近畿運輸局側は、「(新しく停車駅に含まれた)中山寺のあたりの運転曲線は各駅停車(の運転曲線)と同じだとJRから説明を受けたので、提出を求めなかった」と答弁。交渉団は「その結果が事故につながった。運輸局自身がそういう認識では困る」と抗議、運輸局側は「確認すべきだった」と反省を表明しました。
写真:JR西日本に要請書を手渡す(左から)山下、平松両衆院比例候補ら=15日、大阪・JR西日本本社
(「しんぶん赤旗」2005年6月16日付より)