きょう午前、著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺容疑で、音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)が大阪地検に逮捕されました。残念です。彼が作った「My Revolution」(86年、渡辺美里)は、87年大阪府知事選挙で「明るい会」・チアガールのテーマ曲に使われるなど、私たちの世代にも大きな影響を与えてきました。
あんなに明るく元気の出る曲を作っていた彼を、いったい何が地に落としたのか?突き放すのは簡単だけど、少し深く考えてみたくなるニュースでした。
★ ★ ★
朝、上京し国会へ。ひとつの委員会も開催されないきょうの参院議員会館内は大変静かでした。デスクワークをこなして夕刻、党国会議員団会議。
30日、麻生首相が「追加経済対策」を発表したことによって、景気悪化に際して、政府・与党のように「大企業、大銀行、大資産家を応援する」のか、それとも日本共産党のように「庶民の家計を応援する」のか、景気対策をめぐる対決点が鮮明になりました。また、消費税問題が一気に大争点に押し上げられました。経済・景気対策でも、消費税増税問題でも、正面から立ち向かえるのは日本共産党だということを大いに訴えていこうと意思統一。
同時に、30日の記者会見で、麻生首相は、解散について一切の言質を与えず、フリーハンドを強調しました。したがって、わが党としては、「“年内は解散・総選挙なし”という判断は現時点でとらない」ということも明確にしました。現局面で大事なことは、国民のくらしを守るたたかいをすすめながら、国会論戦で争点を明らかにし、解散を求めていくという両面での構えととりくみです。私もその立場でがんばりたい。