福田首相の突然の辞意表明を受けスケジュールを変更。午前、総務省より来年度予算概算要求の説明を聞いたあと、緊急の党国会議員団会議。ただちに街頭に打って出ようと意思統一。私も新幹線で急きょ帰阪。
夕方、大阪の京橋駅頭でマイクを握りました。「たったいま国会から戻ってきました!」と話し始めると、みるみる通行人の足が止まり人垣ができました。さすがにみなさん関心が高い。
2代続けて首相が1年で政権を投げ出す――これはもう個人の責任ではありません。自民・公明政治そのものが完全に行き詰ったということです。新しく選ばれる自民党総裁・首相は、国政の基本問題を国会で徹底討論し、争点をはっきり示したうえで、解散・総選挙で国民の審判を仰ぐべきです。これには、聴衆のみなさんも大きくうなづいてくれました。
それにしても、経済でも、外交でも、自民・公明政治はトコトン行き詰まってしまいました。
経済では、@弱肉強食の「構造改革」路線、A国際的な「投機マネー」の暴走が、日本経済と国民生活を2重の危機に陥れているにもかかわらず、路線転換できない。外交では、アフガニスタンの治安は悪くなるばかりなのに、アメリカいいなりにインド洋へ自衛隊を派遣し続けています。
日本共産党は、経済政策の軸足を大企業から家計に移し、アメリカの軍事行動への追随をやめる――自民党政治の中身を変えるためにがんばります!と演説を終えると、人垣から拍手が起こりました。よし、手ごたえありです。長谷川良雄衆院大阪4区候補、やの博之同6区候補と。
これからは1日1日が、日本の政治の大きな転換期のなかとなります。心して活動したいと思います。