2008年05月26日
東京の知人、有馬五浪氏が句集を刊行されました。『鯊日和』(はぜびより)。忙しい日々の仕事と活動のなかでコツコツ創作を続けてこられました。 明日越ゆる岩稜蒼し夜半の月 酔うてより雛のあられ妻に買ふ 手花火の明滅にある耳飾り 秋鯖をしめてより酒買ひにゆく 鶏頭や思ふやうには生きられぬ 収められた20年分、350句からは、一つ一つ情景と情感が伝わってきてニンマリしたりうなったり…。続きは、お酒でも飲みながらゆっくり愉しむことにいたしましょう。