きょうからガソリン・軽油が値下がり。朝7時半に議員宿舎を出て、さっそく京都、大阪でトラック業界への影響を調査してきました。
まずは、成宮まり子さん(参院京都選挙区候補)と京都トラック協会(約1000社)を訪問。急な要請にもかかわらず調査に協力してもらえたのは、原油高騰問題で成宮さんが奮闘し近畿運輸局を動かしたから。茨木信也常務から、トラックの燃料である軽油の価格が1リットル72円(05年1月)から120円(08年)まで上がっているのに、運賃はほとんど上がっていないなど、業界の実態を詳しく教えてもらいました。
ついで、大阪にある建交労関西支部を訪問。芦崎光夫さんに話を聞きました。1990年の参入規制緩和により、全国の運送会社は3万8千社から6万2千社に激増。しかも新規参入の大半が保有台数5台以下の会社で、労働者の長時間労働と低賃金で経営が成り立っている状態だといいます。そのもとで燃料代の高騰は、会社の経営と労働者の生活、健康、安全を直撃しました。暫定税率(1リットルあたり17円)が廃止されても軽油の値上がり分には足らないとも。
道路特定財源、暫定税率の議論とともに、原油高騰対策は別途必要だと感じました。ありがとうございました。
お昼ごはんは京都のお漬物屋さんでお茶漬けをいただきました。何種類もの季節の野菜のお漬物に感心。ついでに平安神宮の紅枝垂れ桜を見に行ったのですが、残念ながらまだ三分咲きといったところ。満開になったらどんなにすばらしい眺めになるだろうと、想像しただけでも心が弾みました。
きょうの調査は日帰り。宿舎に戻ったのは夜の0時でした。お疲れ様。