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大阪のおばちゃんパワーとは…

2007年06月26日

 以前務めていた生協の組合員有志のみなさんがつどいを開いてくれました。大学を卒業したばかりの私を“大阪のおばちゃんパワー”で鍛えてくれた人たちが中心です。毎日トラックに乗って地域の班に商品を届けていた私がつかんだ“大阪のおばちゃん”像は次のようなものでした。

 @なによりお金にきっちりしている。配達された卵が割れていたらニコニコ顔で「兄ちゃん、○コ割れてるで」とうれしそう。1個10円の返金があるからです。もちろん卵は割れていても食べられます。しっかりしてるなあ…

 Aストレートにやさしい。夏の暑い季節には、「兄ちゃん、これ飲み」と行く先々で冷たいお茶が。おかげで水筒いらずでした。毎週、おいしいコーヒー牛乳を用意して待ってくれている人も。あったかいなあ…

 Bとにかくパワフル。エネルギー源はみんなでしゃべって食べること。各班の代表者が集まる運営委員会では、必ず新商品の試食会でした。「この豚肉スライスは厚めでおいしい」なんてわいわいがやがや。でもその“わいわいがやがや”のなかから、食品添加物規制や核兵器廃絶の署名の目標が決まり、大きな力が発揮されるのです。

 そんな私の体験も語りながら、「よりよいくらしと平和のために」「一人が万人のために、万人が一人のために」という生協運動の原点に逆行する政治がすすめられていることを告発。

 続いての「ひとこと言いたい」コーナーでは、「きのう夫から『ごめんね、給料ちょっと少なくなって』とメールがあった。住民税増税のせいだった」「私も住民税が倍になった。生協の班会でも、私も2倍、私は3倍と次々出された。井戸端会議でどんどん出し合わなあかん」「私たちが望んでいることは、共産党のめざすことと同じなのに、感じてくれる人は少なかった。でもこれだけ数の力で悪い法案が通ったら、いくらのんびりしてる人でもわかる」「環境問題でも、CO2排出量がいちばん大きいのは産業分野。企業献金もらうとこではもの言われへん。私らの武器は口」「私も戦争体験者。ひ孫が4人。この子らだけは守らないかんと思ってる」「生協の組合員アンケートでも不満がパンパン。でもどこにどう言ったらいいかわからずもじもじしている。食の安全、平和憲法…きょうはすごく大きなきっかけになった」と、とても自然な雰囲気で要求と政治、日本共産党が語られました。

 あっという間に時間が過ぎて、つどいはお開きに。最後のしめに立ったFさんは、WTOやFTAなど世界の食糧事情が輸出国中心にされているという大きな話を展開されたあと、「とにかく山下さんにはまた国会に行ってもらわなアカン。そやないと各議員要請に回るときの荷物置き場に困るからね」と笑いながら激励してくれました。世界の食糧事情から荷物置き場とは…。“大阪のおばちゃん”の強烈なパワーとあったかさを久しぶりに体感したのでした。ありがとうございました。

 



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