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4日、5日と奈良・吉野キャラバン 「木は若いうちに切ったらあばれる」

2007年06月05日

photo 4日、5日と1泊2日で奈良県に入りました。5日は、三郷町と奈良市西ノ京で「党を語るつどい」、近鉄奈良駅前で街頭演説、近鉄西大寺駅前で青年雇用アンケートと宣伝、夜は沢田博党奈良県委員長はじめ県常任委員会のみなさんと懇談。6日は、朝6時40分にホテルを出発し、3月に3人の死者を出した国道169号線の土砂崩れ現場を視察、3カ月におよぶ通行止めで大打撃を受けた上北山村の福西力村長、吉野林業の中心地・川上村の春増公文収入役を訪問、林業家との懇談も。夜は奈良市で労働者後援会のつどいであいさつ。中村あつ子参院奈良選挙区予定候補、山村さちほ、今井光子、田中美智子、中野あけみ、宮本次郎各奈良県議、西本守直奈良市議が同行してくれました。

photo 近鉄奈良駅前の宣伝には地元マスメディアの取材が数社ありました。いよいよ参院選公示(7月5日予定)の1カ月前だからでしょう。中村あつ子さんの「メロンパンのはなし」は思わず泣けるいい話。新聞記者さんたちもメモを取っていました。

photo 青年雇用アンケートは、通行する若者、カフェテラスでお茶を飲む若者などが協力してくれ、10人あまりの声を聞くことができましたが、正社員にするという約束が反故にされたケース、超長時間労働で残業代も出ないケースなど、若者を使い捨てにする「無法状態」が広がっていることを実感。5月20日国会要請したとき、奈良在住の民主党参院議員が「奈良にもネットカフェなんてあるの?」と真顔で聞いてきて唖然としたという民青同盟の青年たちのレポートも面白かった。

photo 国道169号線土砂崩れ現場は、崩壊した斜面をアンカー工法で固める工事が進行中でした。県の担当者の方からは、国の防災予算を増やしてほしいとの要望も。現状では災害が起きた場所を、後追いで地質調査し、防災工事するという“イタチゴッコ”状態です。災害多発列島の予算のあり方が問われていると感じました。

photo 福西力・上北山村村長はとても人懐こい感じの方。地方交付税の大幅カットの中でも、無料の村営バス、通学バス、保育園バスを走らせているというはなしにびっくり。そのバスを使った老人会のバス旅行はお年寄りたちが大変喜んでいるとのこと。自立した村への知恵と工夫、努力に感激しました。上からの合併の押し付けがいかに間違いか再認識できました。

photo 川上村の杉は、樹齢200年を超えるものも少なくありません。目先の経済動向で林業政策をくるくる変えてはならない、100年200年先を見通した政策が必要と、体感できます。吉野の山ときを知り尽くした清光林業の岡橋清隆副社長の「木は若いうちに切ったらあばれるもの」という言葉に、中村あつ子さんは「子どもといっしょやなあ」。深い議論になりました。

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