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枚方、高槻、吹田、豊中を駆ける 車酔いと気づいたこと

2007年04月12日

 日射しのきつい1日でした。終日大阪で活動。枚方市、高槻市、吹田市、豊中市と駆け抜け、各市議選の応援。広瀬ひとみ枚方市議、中村れい子高槻市議、柿原まき吹田市議、いつき澄江豊中市議予定候補、山本正美、松下三吾両豊中市議とともに合計10回の街頭演説。各後援会のみなさんもそろいのジャンバーでビラを配布してくれました。

 各市に1時間半ずつ入ったのですが、市会議員選挙ですから演説内容はすべて異なります。移動の車の中ではずーっと資料と格闘し演説メモを作っていました。走る車の中で作業を続けるとさすがに車酔いしますね。うえっぷ(失礼)。

 4市の市政の特徴と日本共産党議員団の役割をそれぞれ整理してみると、共通点がありました。まず、自民、公明、民主、社民など日本共産党以外の各党・会派による「オール与党」体制です。去年、国がお年よりいじめの負担増を決めたときも、議会で「反対」したのは日本共産党だけ。他党・会派はすべて「賛成」しています。

 そのなかで党議員団は、@市民の声に耳を傾け、市民の願いを市政に届ける――市民アンケート、請願紹介、ダントツの質問回数など、A市民とともに運動し、1つ1つ願いを実現する――子ども医療費助成、少人数学級、障害者負担軽減、国保・介護保険料軽減、駅や道路のバリアフリー化など、B市民の目線で市政をチェックし、福祉きりすてや税金のムダ使いに待ったをかける――敬老パス有料化や保育所民営化、公民館廃止に反対、巨大開発や不公正な同和行政にメス、政務調査費の公開など、という3つの役割を果たしています。

 見事です。わが党地方議員団の役割と実績にあらためて感心しました。この議席をまもり増やすことが、市民の命と暮らしをまもる力になることをたくさんの市民に伝えたいですね。

 ところで、きょう後半戦に向けた演説をしていて、ひとつ気になったことがあります。それは、前半戦の結果をどうつかむか、です。大阪では府議選、市議選とも党議席が増えました。枚方、高槻、豊中でも現職党府議が得票をのばして再選されました(吹田は無投票)。私も、各市議も、かならず演説の冒頭でそのことを紹介するのですが、それが「ゆるみ」につながったのでは、後半戦のたたかいに悪い影響を与えかねないと、ふと気づきました。

 前半戦のたたかいを振り返ると、けっして日本共産党に「追い風」が吹いたから前進できたのではありません。選挙戦の激しさと厳しさを直視し、どんな困難も突破する気概をもち、党と後援会の底力を発揮してたたかいぬいたところが激戦を制しました。その点での構えの弱さ、「なんとかなる」論などのゆるみ、相手陣営から流された「大丈夫」論などを克服しきれずに失敗したところもあるのです。前半戦の結果を確信にしつつも、前半戦の明暗を分けた構えと教訓を、後半戦に生かしきることが大事です。
 

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