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神戸市東灘区、北区、長田区で活動 社会保険神戸中央病院問題で公明党に大反撃

2007年04月05日

 府県議・政令市議選は、投票日も含めて残り4日、いよいよ最終盤となりました。再び激戦の神戸市東灘区、北区で街頭宣伝。夜は長田区、北区で演説会でした。街頭ではたくさんの反応が返ってきました。

 喫茶店のドアを少し開けて演説を聴いていたママさんが、終わるとお店から出てきて拍手してくれたり、音を出しながら走行中の宣伝カーを待っていたかのように、マンションのベランダに立ってゆっくり手を振ってくれるおばあちゃん、駅頭のどこかで聞いていたのでしょう、「元気やなあ」と笑いながら声をかけてくれたおっちゃん、住宅街の公園で遊んでいた幼い子どもと母親、祖母は、演説の途中からうなずきながら聴いてくれ拍手。「よくわかりました。お話にあったように国保料が高すぎる。20万の年金で3万ですよ。区役所に抗議に行ったけど政治が決めたのひとこと。私らはどこに怒りをぶつけたらええの。共産党さんにもっとがんばってもらわんと」とのことでした。私たちの訴えはしっかり伝わっています。もっともっと届けなければ。

 きょうのカン違い。神戸市北区の女性県会候補のひとこと押し上げに「バレーボールの選手でした。弱いものいじめの悪政にアタック!どうぞ押し上げてください」と演説していたのですが、5カ所ほど終わったときにアナウンサーさんがいうのです。「いま思い出したんですが、彼女はバレーボールじゃなくてバスケットボールの選手でした」。ナント!?バスケでは「悪政にアタック!」できないじゃありませんか。残念…。宣伝カースタッフのみんなで相談した結果、「悪政にダンクシュート!」でキメることに。けど、これって伝わったんかなあ…

 きょうの大反撃。北区では社会保険神戸中央病院の存続問題が大きな争点になっていました。ちょうど一ヶ月前に北区に来たときにこの問題にしぼって大宣伝したのですが当たったようです。とくに公明党のあわてぶりは相当なもの。「共産党は病院がつぶれると不安をあおっている」とか「病院の赤字を黒字にしたのは公明党」など、反共とゴマカシに必死です。

 しかし、この言い分は通用しません。私は昨年来、同病院を訪ね院長先生と懇談、上京して厚生労働省とも交渉してきたのでよく知っています。そもそもことの発端は、6年前に、国が、「全国に50余ある社会保険病院は多すぎる、3割はつぶす」という方針を決めたことにあります。指示を出したのは公明党の坂口厚生労働大臣でした。六甲山の北側にある北区で、社会保険中央病院がなくなったらどうなるか。救急の受け入れ先がなくなります。六甲を越えてポートアイランドの中央市民病院まで行かなければなりません。とても遠い。命にかかわる問題です。

 だから北区の住民と日本共産党は、「社会保険神戸中央病院の公的病院としての存続を」求める運動にとりくんできたのです。そのさなか、地元の公明党衆院議員が国会でこの問題を質問。同病院の存続を求めたのかと思いきや、住民と日本共産党の運動を「不安をあおっている」などと攻撃する質問をしたのです。冗談じゃありません。「社会保険病院の3割はつぶす」と、「不安をあおった」のは公明党の坂口大臣ではありませんか。「それは困る。病院を守ろう」と立ち上がったのが、住民と日本共産党ではありませんか。いったいどちらが北区民の命に責任を持つ政党か、澄んだ眼で判断し、審判を下していただきたいと訴えました。

 くわえて、日本共産党は、「病院の黒字化」を最優先する立場には立ちません。安心して医療を受けられる地域にするために、公的病院には、赤字であってもやらねばならない機能があるのです。救急医療しかり、産科・小児科しかりです。坂口大臣の脅しが効いて、全国の社会保険病院は「黒字」になりましたが、その内実の多くは人件費の削減でした。現に、社会保険神戸中央病院でも、この間に産科が閉鎖されてしまいました。それを「赤字を黒字にしたのは公明党」などと自慢することが、いかに地域医療のことを知らない浅薄な論かはあきらかです。公的病院が必要な機能を維持できるよう、国が財政的支援を強化することこそがいま求められているのです。日本共産党は、その立場で、「社会保険神戸中央病院の公的病院としての存続」を求めて引き続きがんばります、とお約束しました。

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