あったか連帯ウェブ---山下よしき
トップページへ メッセージはこちらからどうぞ サイトマップ 記事検索
特集
原点・山下よしき

新しい政治の流れ
演説・論戦・講演
活動
活動記録
いつも現場に
総選挙2003
プロフィール
ごあいさつ
略歴
ご案内
事務所のご案内
リンク集
新聞赤旗 日刊紙 日曜版
見本紙
購読

よしきからあなたへ

日本共産党そのものを語ってみました 大和郡山、奈良、岸和田で演説会

2007年03月17日

 風はきついけど陽ざしは温かい一日でした。きょうは午前中、演説原稿の準備。午後、奈良県大和郡山市、奈良市で演説会。夜は大阪岸和田市で演説会でした。

photo 奈良の2会場は、石井いく子党副委員長・衆院議員もお話されるので、私は10分、15分の短い演説。事前に石井さんから、演説内容がダブらないようにどうするかご相談もいただき(ありがたいことです)、考えたうえで(といっても5分くらいですけど…)、日本共産党そのものを語ることに。

 というのも、地域の党支部がとりくんでくれるトーク集会などでは、くらしや福祉の問題とともに、「党名を変えたほうがいいのでは?」「共産党ときくとソ連や北朝鮮といっしょのように思う」などのご意見ご質問をいただくことがあるからです。対話の規模が広がれば広がるほど、こうした疑問や心配をお持ちの方が少なくないことを感じます。

photo このところ、安倍内閣の支持率が落ち続け、民主党の支持率も伸びず、支持政党なし層が急増していますが、こうした模索する有権者に、あらたに日本共産党を支持してもらううえで、党をまるごと知ってもらうことはすごく大事な気がします(先日おこなわれた会議で志位委員長もそう言ってました)。

 そこできょうは、「おばあちゃんの二つの教え」(人の役に立つ人間になれ、共産党にはなるな)から切り出し、日本共産党の反戦平和の歴史、社会主義・共産主義の理念、ソ連の誤りと日本共産党の自主独立の路線、21世紀の世界と社会主義の展望までお話しすることに挑戦してみました(これを15分で語るところに値打ちがある!)。

photo 演説原稿を書きながら、自分でぐっと来てしまいました。暗黒の時代に、侵略戦争と植民地支配に反対した、戦前の共産党員たちの不屈のたたかいにです。『蟹工船』を書いた作家の小林多喜二もその一人でした。そのために多喜二は特高警察に捕らえられ、拷問を受け、29歳の才能ある命を断たれてしまいました。それでも彼らはたたかうことをやめなかった。真理と正義の旗を掲げて最後まで生き抜いた。

 「日本共産党」という名前には、こうした戦前の先輩たちが命がけでつらぬいた反戦平和の歴史が刻まれています。それを忘れてはならない。これまでも、これからもこの名前に誇りを持ち、この名前に恥じない活動をしよう。そう自分に言い聞かせたのでした。

photo 私の思いが、どこまで伝わったかは分かりません。けど奈良市での演説を終えたあと、一人の男性が近づいてこられ、私の手を握りしめて言ってくださいました。「あなたの話に感動した。私は86歳。あなたの当選まで生きられるかどうか分からないが、名前を覚えておきます。がんばって」。学生時代から共産党の活動をされ、監獄に入れられたことも何度もあるという大先輩でした。感激しました。これからも先輩たちが苦闘しながら刻んでくれた反戦平和の歴史、自主独立の路線を胸に、人びとに日本共産党を語りたいと思います。ありがとうございました。

 西ふみ子知事予定候補、中村あつ子参院奈良選挙区予定候補、山村さちほ、田中美智子両県議(奈良市区)、加藤のぶゆき県議予定候補(大和郡山市区)、牛島たかのり、尾口いつぞう、上田けんじ、高橋ともみの各大和郡山市議・予定候補もいっしょでした。

photo 岸和田の演説会では、宮本たけし参院大阪選挙区予定候補、定数2で「こんどこそ」と5度目の挑戦に挑む田村洋子府会予定候補、小川和夫、今口千代子、岸田あつし、中井良介、池田けい子の各岸和田市議といっしょに訴えました。私からは30分間、国政・府政の争点と日本共産党の役割についてお話しました。「浪切ホール」の1000人の参加者がみなさん集中して聴いてくださいました。

ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください
 
ひとつ前のページに戻る
特集
Copyright (C) YAMASHITA YOSHIKI All rights reserved.