午前中、きょう告示の交野（かたの）市長選挙の応援。京阪交野市駅前で、つなもと守市長候補とともにマイクを握りました。「滋賀県知事選、東大阪市長選で、自民、公明、民主に推された現職候補が敗れました。たまたまではありません。”弱いものいじめ”の小泉政治、それに”右へならへ”する地方政治に対する有権者の厳しい審判です。こんどは交野で、暮らしと環境を犠牲にする現市政に審判を下そうではありませんか！」と呼びかけると、お集まりの200人の皆さんから「そうだっ」のかけ声と拍手が。つなもと候補も汗を拭き拭き大演説でした。やりがいのある選挙、がんばろう！

　交野から電車を乗り継ぎ、午後は、同じくきょう告示の松原市議選の応援。定数20に、日本共産党は、辻本正明、あさひろ由美子、もりた夏江、明神ただし（以上現）、福嶋みつひろ（新）の5人の候補を立て1議席増をめざします。

　国の政治が冷たいときだからこそ、せめて身近な松原市政がぬくもりのあるものであってほしい――これが市民の願いです。日本共産党松原市会議員団は、そのために2つの役割を果たしてきました。

　ひとつは、市民とともにねばりづよく運動し、市民の願いを一歩一歩実現してきたこと。たとえば、学校の教室内の温度が夏場は40℃にもなることを調査し、「教室にクーラーを、せめて扇風機を」と十数年前から運動、今年ついに各教室に扇風機が4台設置されました。子どもたちに大変喜ばれています。自民、公明などは、「暑いときは暑いなりに。余計なことする必要ない」と市民の請願に反対してきました。

　党市議団のもうひとつの役割は、弱いものいじめの悪政にキッパリ反対し、税金のムダづかいに市民の目線でチェックしてきたこと。松原市は今年度予算で、障害者やひとり親家庭、寝たきりのお年寄りなどの福祉予算を70項目、合計2億4千万円も削減しましたが、議会でこれに反対したのは日本共産党だけ。自民、公明、民主の「オール与党」はすべて賛成しました。

　その一方で、松原市の同和予算は年間2億5千万円にも上ります。最近、大阪市や八尾市で、部落解放同盟の幹部が相次いで逮捕されました。暴力団ともつながって、長年にわたり市民の税金を食い物にしてきたことが明らかとなりました。部落差別が多くの人々の努力で基本的に解消され、国の法律もなくなったにもかかわらず、いつもでも同和行政を続けると、こういう不正腐敗がおこるのです。いま全国の自治体では、同和行政の「終結」が大きな流れになっています。

　私は「松原でも終結させましょう。福祉の予算を2億4千万円も削る前に、不正腐敗の温床となっている無駄な同和予算2億5千万円をまず削れ――これが市民の声ではないでしょうか」と訴えました。この訴えは説得力があります。そしてこの仕事ができるのも日本共産党です。他党議員は、「解同」がからむ問題ではビビッてものが言えない。ましてや民主党大阪府連代表は「解同」書記長、民主党松原市議の一人は「解同」副支部長です。メスを入れられるはずがありません。清潔、勇気の党、日本共産党を伸ばしていただいて、弱いものいじめにストップをかけ、同和のムダづかいにメス入れる選挙にしましょうと呼びかけました。

　松原市議選では、またしても公明党が日本共産党への悪口攻撃を展開していました。中身は4月の河内長野市議選の時とまったく同じ。「予算に反対したから実績ゼロ」という、公明党自身に跳ね返ってくるものです。「こんな子どもでもわかるデタラメまで言って日本共産党を攻撃するのはなぜか？自分たちの悪政を覆い隠すためです。国政でも松原市政でも、自民党とくっついて弱いものをいじめ、ムダづかいを進めているのは誰か？公明党ではありませんか！それと真正面から対決し、国民、市民のくらしの守り手として奮闘しているのが日本共産党ではありませんか！市民に悪政への我慢を強いるための攻撃を、市民の良識で打ち破っていただきたい」と訴えました。

　川向こうで何人もの方が自転車を止め最後まで聞いてくれ拍手までいただきました。心理は必ず勝利する――なんとしても5人全員当選を！

　夜は、東淀川区の「平和盆踊り」に参加。宮本たけし参院大阪選挙区予定候補、堀ちさ子府会予定候補、石川かんじ大阪市議とともにやぐらの上からごあいさつ。きょうは妻と3男大輔も一緒に盆踊りを楽しみました。実行委員会の皆様、いつもありがとうございます。　

　「東淀川平和盆踊り」恒例の折鶴を子どもたちと折りました。

　私の後ろにくっついて踊っているのが大輔です。