2006年08月07日
午前中、守口の岩下信幸前市議、党支部の皆さんと一緒に、国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所に出向きました。大日交差点に歩行者用エレベーターの設置を求める申し入れです。 大日交差点は、国道1号線と中央環状線、近畿自動車道が交差する、大阪府下で2番目に交通量の多い交差点。道路の幅員が広いため、地上は車両専用となっており、歩行者・自転車は横断できず、地下通路を利用することになっています。ところが、地下通路の4方面の出入り口のうち、エレベーターがあるのは2方面だけ。そこで、残る2方面にも早期にエレベーターを設置し、障害者・高齢者はもちろん、すべての歩行者が安全で利用しやすい交差点にするよう求めたのです。 感心したのは、ただ、国道事務所に要望書を出したのではないということ。岩下前市議と地元の党支部の皆さんは、大日交差点や近くの商業施設などで署名を集めていました。大変な反応で、買い物や通勤帰りで家路を急ぎながらも、呼びかけに足を止め、わざわざ自転車を降りてまでたくさんの人が署名に協力してくれたそうです。若いお母さんは「ここを通るたびにエレベーターがないのがおかしいと思っていました」と語り、杖を使用されていた女性からは「ありがとう」と感謝の言葉も寄せられ、若い人たちも自分から並んで署名してくれました。 「楽しいなあ」「こんな気持ちのいい署名は(門真市との)合併反対以来や」など、参加者からも明るい声が聞かれ、住民の要求にこたえた活動の大切さを再認識したそうです。きょうは約1000人分の署名を提出しました。 要望に対して、国道事務所からは、残る2方面のエレベーターの設置も計画していること、用地の確保と工事中のテナントへの影響が障害になっていることなどが説明されました。党支部の皆さんからは、住民から出ているエレベーター設置場所にかかわるアイデアも紹介され、国道事務所も「守口市とも相談しながら検討したい」と前向きに受け止めてくれました。とても実りある申し入れになったと思います。行政と住民とが意見を交換し知恵を出し合ってとりくんでこそ、いいまちづくりはできます。日本共産党の支部がその一翼を担っていることにうれしくなりました。
午後は高槻で活動。まずは「日本共産党を知る会」で講演です。40名の方が参加してくれ、熱心に聴いてくださいました。講演のあとは、宮原たけし大阪府議、大川はじめ、勝原和久、橋本恵美子の各高槻市議、きよた純子市議予定候補も加わって入党懇談会。その場で19歳の学生の方など3人が入党してくれました。うれしい!
19歳の彼は、大学で英語を勉強中とのことでした。それはいい!いま世界はダイナミックに変化しています。「アメリカの裏庭」とまで言われたラテンアメリカでも、アメリカ言いなりの政権が、選挙を通じて次々と中道左派の政権に代わり、国民が主人公の国づくりに挑戦しています。日本の政治だけをみるのでなく、世界の変化をつかんで、日本の社会を変革することが大事です。「そんなときに英語ができたらすばらしい。うらやましいなあ」なんて対話になると、彼の目がみるみる輝き、入党を決意してくれたのでした。
その後、阪急高槻駅、JR高槻駅で3回の街頭演説。高槻の中心街は高層マンションの建設などどんどん変容しています。職場党支部の党員や地域の後援会員など、平日にもかかわらずたくさんの方が参加してくれました。たのもしい! 宣伝を終え、妻と合流して、高槻に住む伯父の見舞いに。団地の階段下で倒れ緊急入院となったのです。思ったより元気そうでした。「こうなったら、ヨシ、逃げずに全部検査受けるぞ、と考えています」。タクシーの労働組合の元幹部だった伯父らしい”決意と構え”を聞いて安心しました。