2006年04月15日
昨日に続き午前3時起床。午後行う日本共産党綱領学習会の講演準備です。ぎりぎりまで準備して党枚方・交野地区委員会の「比例・山下デー」へ。 午前中、山下京子衆院大阪11区国政対策院長、黒田まさ子大阪府議とともに、野口光男枚方市議の地域の党支部の皆さんと「しんぶん赤旗」のおすすめ。約2時間テクテク歩きながらとても懐かしい気分になりました。というのも、この地域は、かつて私が、生協職員として毎日トラックにコープ商品を積んで組合員に配達していたところ。生協の若い仲間とときどき入った喫茶店がいまでもがんばっていてうれしくなるなど、そぼ降る雨のなかでの活動でしたがとても楽しいかった。 不思議ですね。中宮保育所やひよこ共同保育所など、配達先だった場所の前に来るとパッと当時(もう20年以上前です)の光景が頭に浮かぶんです。あー、ここはいつも子どもたちの元気な声であふれていたな、とかね。それと、たまたま通りがかった生協の理事さんが「山下よしきさんと違う?」と声をかけてくれる場面も。ともに運動した仲間のきずなの強さに感激です。そんなこんなで4人の読者が増えました。 午後、日本共産党綱領学習会。90人もの参加者がありびっくり。私は「日本共産党綱領を学んで、明るく、元気に!」と題して1時間半の講演。”自分の言葉で語る”参考になるよう工夫したつもりですがどうだったでしょうか? 講演後、京阪枚方市駅前など2ヶ所で街頭宣伝。山下京子さん、黒田まさ子さん、中西ひでみ枚方市議と一緒。雨の中、立ち止まって聞いてくれる通行人など関心が高かったです。 以下、きょうの講演レジュメです。日本共産党綱領を学んで、明るく、元気に! 2006年4月 元参議院議員 山下よしきはじめに――日本共産党綱領とは 日本共産党は、どんな日本と世界を、どのようにしてめざすのか、を明らかにした大方針。単なる願望ではなく、日本と世界の現状を”科学の目”で分析し、その現在と未来を見通している。第一章 戦前の日本社会と日本共産党○ 侵略戦争と植民地主義に反対した日本共産党の不屈のたたかいの意義をつかむ○ いま、“靖国史観”とたたかう力を身につけよう第二章 現在の日本社会の特質○ 国民の苦難のおおもとにある“日本社会の2つのゆがみ”をつかむ@ あまりにひどいアメリカいいなり――米軍再編と憲法改悪にみるA 極端な大企業中心主義――格差社会の根源に何があるか?○ 自民党が小泉「改革」、民主党が「二大政党制」をいくらとなえても明るい展望を示しえないのはなぜか?日本共産党が「たしかな野党」の立場を堅持できるのはなぜか?第三章 世界情勢――20世紀から21世紀へ○ 21世紀の世界の構造変化をつかむ・ 「発達した資本主義の国ぐに」――アメリカ中心の陣営でなくなった・ 「社会主義をめざす国ぐに」――世界的比重の増大・ 「アジア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国」――世界情勢の激動的な力に○ 世界の活性化の背景の一つに、ソ連覇権主義の崩壊が○ 21世紀は、世界史的な体制変革の時代第四章 民主主義革命と民主連合政府○ 民主的改革のプログラム――日本社会の分析から必然的に出てくる改革方針[国の独立・安全保障・外交の分野で]…日米安保条約とは?自衛隊解消への現実的な道 [憲法と民主主義の分野で]…天皇制の問題をどう考える? [経済的民主主義の分野で]…「ルールある経済社会」、税金の使い方と集め方を変える○ 「国民多数の合意で」「選挙で多数を得て」改革をすすめる第五章 社会主義・共産主義の社会をめざして○ 「生産手段の社会化」を土台に、どんな社会をめざすのか?○ 中国の社会主義の問題について