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「小さな政府」「公務リストラ」の真のねらいは? 大阪の自治体労働者後援会で講演

2006年02月28日

 27日夜、ある自治体労働者の日本共産党後援会で講演。テーマは、「公務リストラ、『小さな政府』論といかにたたかうか」というものでした。

 私は、「公務リストラ」とどうたたかうかを考えるうえでも、情勢を根底からつかむことが大事だと考え、@情勢の潮目の変化――根底にある国民・大阪府民の生活困難、A困った人をほっとかない――社会的連帯で社会的反撃を、B国民の反撃を押さえ込む攻撃のひとつが「公務リストラ」「小さな政府」論――国民の中に「対立」をつくり「分断」をはかる、たたかうべき真の相手を見えなくする攻撃、という大きな流れでお話しました。

 そして、「公務員が多すぎる」どころか日本の人口当たりの公務労働者の数は少ないこと、「官から民へ」と公の責任を放棄してきたことが耐震偽装事件を招いたことなど、ひとつひとつきちんと反撃することの重要性を強調。

 同時に「いちばん言いたいこと」として、「理屈」をとくのではなく「実践」すること、自治体労働者こそ大阪府民の生活困難に連帯することが大切ではないかと問題提起しました。いま、府民に役立つ仕事を再構築する、その中で職員リストラ攻撃に反撃する、これをセットで実践することだと思います。

 そのためには、民主的自治体労働組合が、府民の声をよくつかみ、政策化し、府民とともに運動することが必要です。たとえば、障害者「自立支援」法により、利用料が払えずサービスが受けられなくなる事態が心配されますが、京都府や東京都は独自の軽減措置を行います。障害者団体の粘り強い要求が実ったものですが、こうした住民の声にこたえ、住民に役立つ仕事を企画・立案し、実践するためにはスタッフも必要でしょう。また、そのなかでこそ、自治体労働者としての「働きがい」や「誇り」も生まれてくるのだと思います。

 皆さん真剣に受けとめてくれ、「ええ話を聞かせてもらいました」との感想をいただきました。

photo 27日夜は、私の46回目の誕生日。家に着くと、3男の大輔(4歳)が玄関に飛び出してきて「メリークリスマス!」。「あ、まちがえた」と「たんじょうびのうた」をうたって祝ってくれました。ありがとうね。

 28日は、朝から党大阪府委員会事務所で常任委員会。午後は憲法闘争本部の事務局打ち合わせでした。


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