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あん入りもちのお雑煮

2005年01月02日

 今日はお休み。と言っても、年末は夫婦そろってドタバタで年賀状の作成が間に合わず、昨夜から徹夜の作業に。早々にお年賀をいただいた皆様にはたいへん申し訳なく思っております。午後3時までかかってなんとか終了し投函。早く届きますように。

 年賀状作りの合間にお雑煮を食しました。お雑煮ほどところによって異なる食べ物もないのではないでしょうか。でも私たち夫婦は同郷なので(詳しくは「原点山下よしき」「山あり谷あり、妻と分かち合った原点」をご覧ください)お雑煮で喧嘩したことはありません。

 私たちの郷里、香川県では、お雑煮と言えば「あん入りもち」に「白味噌仕立て」と決まっています。「いりこ」(小魚の煮干し)でだしをとり、大根と金時にんじんが入ります。「アンコと白味噌なんて…」と思う方もあるかもしれませんが、これがなかなかのコラボレーション。柔らかなおもちの中から出てくるアンコが白味噌のお汁に溶けるようにからまってなんとも絶妙なのです。子どものころから食べなれている私たちは、いまではただの白いおもちでは物足りなくなってしまいました。

 「いまでは」というのは、じつは子どものころは「あん入りもち」入りの雑煮はあまり好きではなかったからです。お正月になるといつも母から「あん入り?あんなし?」と聞かれ、「あんなし」と答えていたのを覚えています。「なんでこんなおいしいもんが好かんの?」とつぶやく父が、お椀の中のおもちを箸ではさみ割り、わざわざアンコを出して、白味噌のお汁に溶かしながらすすっていたのを、「気持ち悪うー」とながめていたものです。それが、いつの頃からでしょうか。郷里を離れてしばらくたってからだと思います。父と同じ食べ方で「あん入り」のお雑煮をすすり、「うまい」と感じる自分がいたのでした。

 今年の正月も私の母からあん入りもちが、妻の母から白味噌が送られてきました。ことこと煮込んだお雑煮に家族で郷里を想っています。

 ふるさとを 離れてわかる 雑煮かな

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