日本共産党 参議院議員 党副委員長
山下よしき

活動レポート

危険な万博は中止を 大阪で清水氏らと宣伝

2025年4月12日
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(写真)万博の危険性を訴える(左から)山下、寺本、山中、清水の各氏=12日、大阪市・京橋駅

日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員、清水ただし参院大阪選挙区予定候補は12日、大阪市・京橋駅前の宣伝で「いのち輝くどころか、いのちが吹き飛びかねない危険な万博は中止せよ」と訴えました。山中智子大阪市議団長、万博会場内で爆発危険濃度のガス検知を通報した寺本けんた守口市議も訴えました。

山下氏は「会場の夢洲(ゆめしま)は現役のゴミの最終処分場であり、埋め立てが終わったパビリオン区画でもガスは発生し続けている。本来、半年で数千万人も集客するイベントをしてはならない」と指摘。「地下滞留ガスの強制排除、常時計測・監視、高濃度ガス発生時の対応知識をもつスタッフの配置など何重にも対策が必要だが、対策できていないと明らかになったいま、中止しかない」と述べました。

清水氏は「維新が強引に夢洲開催を決めたのは、カジノをテコに府民市民の税金でベイエリア巨大開発をするため」だと指摘。「赤旗」取材を拒否する万博協会の姿勢について「爆発濃度のガスが出たのを隠したらダメだ」と批判しながら、「カジノ・万博より命・暮らし最優先を」と訴えました。

SNSを見て駆けつけた女性(47)は「多額の税金を使いながら暮らしに戻ってくるものはない。私たちの税金は高すぎる介護保険料の引き下げや医療の充実に使って」と話しました。