日本共産党前参議院議員山下よしき トップページへサイトマップ
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公示日にあたって

 2005年衆議院総選挙、公示日の訴え

(2005年8月30日 於:西淀川区歌島)

 衆議院大阪5区候補を届け出ました。山下、山下よしきです。どうぞよろしくお願いいたします。

この選挙で問われている問題は

photo この選挙は、みなさんが、まともな政治をつくりたい。そういう願いを1票に込める。絶好のチャンスです。

 みなさん。この選挙で問われている問題は、なんでしょうか。小泉さんは「改革を止めるな」と言っています。しかしこの4年間、小泉改革の名のもとで行われたことをひとつひとつ思い出していただきたいんです。

 社会保障は、医療費の値上げ、年金の大改悪、介護保険の改悪など命を削る政治が連続します。企業のリストラを応援する政治のもとで、不安定な雇用が増え続け、若者の二人に一人はパートや派遣で、働いています。人間をもの扱いにして、使い捨てにする社会や政治のどこが改革なんでしょうか。

 みなさん。 小泉さんは、今痛みに耐えたら、明日は良くなる。ずっと言い続けてきましたが、どんな痛みに変えても、良いことは一つもなかった。これが小泉改革の4年間ではなかったでしょうか。

小泉『構造改革』のもと、国民生活は深刻

 そのもとで国民の暮らしは本当に深刻です。この4年間で、家計の所得は、1所帯当たり40万円も減りました。国民合わせて18兆円も減った。その一方で、大企業など企業のもうけは、12兆円増えました。庶民から吸い上げて、財界を儲けさせる。ここに小泉改革の正体があります。日本共産党と、わたくし山下よしきは、改革改革といいながら国民いじめを続ける政治にはまっ正面から対決して頑張ります。

 みなさん。 郵政民営化の問題も、同じ流れの中から出てきた問題です。民営化すると、郵便貯金や簡易保険が、民間銀行と同じように、もうからない地域から、どんどん撤退します。身近な金融窓口が、なくなっていきます。高い手数料を支払わなければ口座もなくなります。そんなことは国民の誰も、望んでいないのではないでしょうか。

 どうして、小泉総理はこんなに郵政民営化にこだわるでしょうか。それは、日本とアメリカのバックについているからです。自分たちよりも、良いサービスを行なっている。郵便貯金や簡易保険は、商売の邪魔で仕方ない。これをつぶして、庶民のトラの子の生活資金を新たなもうけ口にしよう。ここに狙いがあります。喜ぶのは、大銀行と、保険会社だけ。国民にとっては、身近な郵便局がなくなり、郵貯や簡保の手数料があがる。良いことは一つもない。どうか「郵政民営化。やっぱりあかん」審判下す選挙にいたしましょう。

庶民大増税がやってくる

 みなさん。 この選挙がすんだら、新しい国会で、すぐ問われる問題があります。庶民大増税の問題です。サラリーマン増税、つまり、所得税の増税と消費税の増税が、セットで進められようとしています。これがやられますと、年収500万円4人家族で、55万円もの増税です。手取りの給料の2カ月分が、なくなってしまいます。これは、自民党と公明党が決めた方針を政府税制調査会が具体化したものですが、民主党も、庶民の増税を進めることでは、同じ方向を向いています。

 みなさん。なんで庶民の負担を増やす話ばっかり続くのか。じつはこの大増税計画の青写真を描いたのは、財界なんです。2年前、日本経団連は、「消費税を上げろ。所得税を上げろ」。そして、「法人税は下げろ」という大号令をかけました。もともと大企業の払う法人税と言うのは、減税に続く減税で、20兆円あったのが、今10兆円まで落ち込んでいます。その穴埋めのために、庶民大増税をやろうという。あまりにも厚かましい要求ではないでしょうか。

 みなさん。 税金の改革と言うのなら、私たち日本共産党、わたくし山下よしきは、まず無駄遣いにメスを入れること、そして、空前のを大儲けをあげている財界・大企業には儲けにふさわしく、負担をしてもらうこと。これが大事だと思ってます。

 日本共産党は、財界からビタ1円も受け取らない党として、そのことを堂々と主張して、頑張ります。「庶民増税はごめんだ。無駄遣いをなくして、社会保障の充実を」、そのみなさんの当たり前のお気持ち、どうか日本共産党と大阪5区、わたくし山下よしきに託してください。

憲法9条を変えようとする危険な動き

photo みなさん。憲法9条を変える動きが、強まっています。自民党の憲法改訂案は、2度と戦争はしない、軍隊持たないと決めた。憲法9条をバッサリ削り落として、自衛隊を軍隊に変えて、海外で活動すると、書いてあります。民主党も、海外での武力行使OKです。

 みなさん。戦争する道に、逆戻りさせてはなりません。憲法は国会だけで変えることはできません。国民投票でみんなが駄目だ。声をあげればストップさせることができます。どうか、この選挙で、憲法9条を守ろうという世論と運動を広げようではありませんか。立場の違いを超えて憲法を守る。しっかりした党=日本共産党、私山下よしきを押し上げてください。

確かな野党が必要です

 日本共産党は、この選挙では「確かな野党が必要です」。このキャッチフレーズで頑張ります。今お話してきたように、2大政党と呼ばれる自民党と民主党は庶民大増税の問題でも憲法改定の問題でも、同じレールを走っています。今この国の政治に必要なのは、自民党政治ときっぱり対決して、どんな問題でも国民の立場で頑張る確かな野党なのではないでしょうか。日本共産党が、その役割を担います。

 みなさん。私たちはいつまでも野党のままでいいという立場ではもちろんありません。いずれ自民党政治の行き詰まりを大元から改革する民主的な連合政府をつくりたい。これが私たちの大目標です。しかし、その情勢が熟するまでの間は、野党としての仕事を果たしていきたい。責任を果たしたいと思います。その決意を「確かな野党が必要です」というキャッチフレーズに込めました。

 今度の選挙では、どうか確かな野党、日本共産党を伸ばしてください。共産党が伸びてこそ、日本の政治に新しい展望が開けます。大阪5区はわたくし山下よしき、比例代表は、日本共産党と書いてください。全国どこでも、日本共産党と書いてくだされば、必ず議席が増えます。頑張ります。ありがとうございました。

日本共産党 市田忠義 しんぶん赤旗
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