日本共産党前議長で、常任幹部会委員、党付属社会科学研究所所長の不破哲三氏は、中国共産党中央委員会の招待で、22日から中国を訪問します。滞在中、不破氏は、中国共産党とのあいだで第2回日中理論会談をおこないます。また「マルクス主義と21世紀の世界」と題して中国社会科学院で学術講演をおこなう予定です。
中国共産党は2004年に「マルクス主義理論の研究と建設のプロジェクト」を立ち上げ、「党と国家の事業の発展にかかわる戦略的任務」と理論研究を位置づけ、世界各国の共産党などとの交流をすすめています。その一環として、昨年12月に同党理論研究代表団(張西明団長)が東京に派遣され、日本共産党代表団(不破団長)との会談で第1回日中理論会談が行われています。
不破氏の訪中には、緒方靖夫副委員長・国際局長・党付属社会科学研究所幹事、山口富男幹部会委員・同研究所副所長、山下芳生党中央委員・大阪府委員会副委員長が同行します。
(「しんぶん赤旗」2006年5月17日付より)