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「9条は世界の財産です」 大阪赤旗まつりで憲法シンポ

2004年10月24日

photo 第22回大阪赤旗まつりが23日、大阪市此花区の舞洲で開かれました(24日まで開催)。激動する内外情勢の中で日本国憲法、憲法9条を守り生かすことの重要性を専門家が話しあったシンポジウム「アジアと世界との友好、日本国憲法を考える」をはじめ多彩な催しがおこなわれ、6,000人の参加者でにぎわいました。

 「アジアと世界との友好、日本国憲法を考える」シンポジウムは、山下よしき党府副委員長が司会進行。「世界はいま、どう動いているか」「激動する世界とアジアのなかで日本はどういう道をすすむべきか」のテーマで自由かったつに語り合い、それぞれの発言にしばしば共感の拍手がわきました。

photo 大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授の木戸衛一さんは、軍事力にものをいわせるアメリカに対し、25カ国でつくられた欧州連合は不戦共同体としての側面の一方、加盟国に軍拡の義務を負わせていると紹介。

「9条は世界で共有すべき地球市民の財産です。紛争をどう平和的に解決するか、憲法の理念をどう世界に生かすかで協力しあうことが重要」とのべました。

 国際物流専門の大阪市立大学名誉教授の柴田悦子さんは、男女平等をうたういまの憲法のもとで戦後まもなく女性が大学に進学できたとのべ、「いまの私をつくってくれた土台が憲法」と強調。「アメリカは軍需産業によりかかって経済をすすめているが、もうけるのは巨大な軍需産業だけ。軍需産業では経済は活性化しない。平和産業を土台にした経済を根づかせたい」と語りました。

photo 藤野中国研究所代表・亜細亜大学教授の藤野文晤さんは、中国は日本をしのぐ経済大国になろうとしており、日本の経済も中国と大きくかかわる時代になっていると指摘。「アジアとの提携をしっかり考えることが日本が生き残る道」とのべました。

 そして、「9条をもつ日本はアジアで期待されているが、アメリカに守ってもらっているということではアジアでは尊敬されない」と強調。「アジアに回帰し、日本と中国がハラを割って話し、自主的な外交が必要。いま日本は大きな転換期にある。一人ひとりが日本の新しい方向を本当に考えねばならない時期にきぞいる」と語りました。

写真上:お昼には、大阪府選出国会議員・地方議員、同予定候補者が中央舞台に勢ぞろい=23日、舞洲
写真中:自由闊達な発言で共感が広がったシンポジウム=23日、舞洲
写真下:シンポのコーディネーターをつとめた山下よしき氏=23日、舞洲


(記事は「しんぶん赤旗」2004年10月24日付より)

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