2004年08月17日
59回目の終戦記念日の15日、日本共産党大阪府委員会は「世界に誇る日本の宝、憲法9条をまもりましょう」と呼びかける街頭宣伝を大阪市北区梅田のJR大阪駅前でおこないました。吉井英勝衆院議員、小林みえこ参院議員、山下よしき党府副委員長・元参院議員がマイクを握り、「憲法9条改悪を許さない一点で大同団結を」と呼びかけました。 山下氏は、沖縄戦で犠牲になった女子学生の話を紹介し「戦争はいつでも政府の手によって起こされ、犠牲になるのは民衆。筆舌に尽くしがたい惨禍の中から手にした憲法の平和の誓いを、私たちの世代が受け継ぎ、未来に生かすことが求められています」と訴えました。 小林氏は「教育基本法の改悪が来年の通常国会に法案として提出されようとしているなど、憲法改悪の動きが教育の現場にも押し寄せてきています。子どもたちに愛国心を押し付け、歴史を逆もどりさせることを許してはなりません」と語りかけました。 吉井氏は「再び戦争へうごめいている連中の画策を世論の力で押しつぶし、憲法をしっかり守り、平和への大きな流れを。日本共産党は82年前に生まれたときから戦争反対、自由と民主主義の旗印を掲げてきた歴史にかけて力を尽くします」と決意をのべました。
(「しんぶん赤旗」2004年8月17日付より)