「若者の『使い捨て』をやめさせたい」「世界と日本の若者は平和を願っている」―−大阪労働者日本共産党後援会と同青年連絡会は19日、青年労働者トーク集会を大阪市北区の市立いきいきエイジングセンターで開きました。50人が参加し、職場の実情や小泉政治への怒りを交流しながら、「参院選で日本共産党を大きく」との思いを強めました。
日本共産党の山下よしき前参院議員は、若者の就職難やきびしい職場実態、年金改悪などについて講演しました。異常な就職難の原因が、安上がりの非正規雇用を増やして人件費を削る、大企業のリストラ戦略にあることを解明した山下氏は、「若者を使い捨てにする職場と社会に未来はない」と指摘。「企業献金を一切受け取らない日本共産党が、働くみなさんの願いにこたえられる唯一の党だということを、大いに語り、広げてほしい」と呼びかけました。
勤務実態のリレートークでは、「一人ひとりの子どもともっとかかわりたいのに、多人数学級や政府通達のせいできゅうきゅう。子どもも私たちも生き生きできる現場をつくるために、参院選で共産党を大きくしたい」(教育労働者)、「忙しさから、入所者とゆったり接する心のゆとりを失って自己嫌悪に陥ることがある。こういう状況を変えるために共産党に大きくなってほしい」(福祉施設職員)などの発言に、参加者は共感の拍手をおくっていました。
集会後、参加者は、ヨドバシカメラ梅田店前で取り組まれた労働者後援会の街頭宣伝に合流し、ビラ配布やシール投票に奮闘しました。
(「しんぶん赤旗」2004年6月22日付より)
写真:学習決起集会で講演する山下氏=16日、東大阪市内(写真と記事とは関係ありません)