奈良県で衆院比例・奈良１区合同事務所開き。10月上旬解散、11月総選挙の流れが強まるなか、抜群のタイミングです。党奈良県委員会事務所の大会議室は200人の参加者であふれました。紺谷日出雄奈良県後援会長の主催者あいさつ、沢田博党奈良県委員長の情勢報告、井上良子1区予定候補、豆田よしのり比例･3区予定候補の決意表明に続いて、私から激励あいさつ。

　連日、マスメディアが大々的に報道する自民党総裁選ですが、2代続けて首相が政権を投げ出したことへの反省もなく、“オレがオレが”と７人もの国会議員が名乗りを上げています。報道では、“財政出動派”“上げ潮派”“財政再建派”などと、各総裁候補の経済政策に違いがあるかのように描かれていますが、実際にはたいした違いはありません。

　違う点があるとすれば、バラマキをしてから消費税を増税するのか、シメあげてから消費税を増税するのか、いきなり消費税を増税するのか、くらいです。いずれにしても、国民のくらしも日本経済もますます悪くなるしかありません。いまこそ、大企業から家計へと、経済政策の軸足を移す大きな転換が求められています。それができるのは日本共産党しかありません、と訴えると、みなさん笑いながら大きくうなずいてくれました。

　奈良県の党は、昨年のいっせい地方選挙で県議が３人から５人に増えるなど、全国一の躍進をかちとりました。来る衆院選でも８万８千票の得票目標を実現し、近畿ブロックで現有の３議席を守り４議席以上に伸ばす先頭に立っていただきたいとお願いしました。ご一緒にがんばりましょう！

　夜、きょう投票の京都市議南区補選（定数１）で日本共産党のさの春枝候補が当選したとの報せが入りました。やった！すごい！総選挙へのものすごい励みになります。京都のみなさんありがとうございます！