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不人気列車の暴走を許すな!

2008年05月14日

 (つづきはあとで)と書いたまま日付が変わったことをお許しください。戦前の日本共産党員で作家の小林多喜二の代表作『蟹工船』が、いま若い人たちの間でよく読まれています。一昨日のお昼、みのもんたさんの番組は、「1週間の流行語」に「蟹工船」がランクインしたと報じました。

 昨日の「朝日」は、「蟹工船 はまる若者」との見出しの記事で、「凍える洋上で過酷なカニ漁や加工作業を強いられる男たちが、暴力的な監督に団結して立ち向かう昭和初期のプロレタリア文学。いまなぜ売れるのか」と問いかけ、「小説の労働者は、一緒に共通の敵に立ち向かえてうらやましい」(26歳・女性)、「同世代の共感を呼ぶのでは」(28歳・男性)、「私たちならばあきらめるかも。蟹工船で働く人たちは偉いですよね」(29歳・女性)との声を紹介しています。

 「日雇い派遣」などという人間をモノ扱いする働かせ方が、若者たちの夢も希望もすりつぶしている今日、『蟹工船』が彼ら彼女らの共感を呼ぶのは偶然ではないようです。

 さて、道路財源法を再可決した福田内閣。支持率がますます下がることはまちがいありませんが、ある新聞は「どんなことがあっても辞任も解散もしない首相への信頼が求心力となっている」と書きました。自民党にはすごい「求心力」があったものです。この調子だと、内閣の超低支持率を逆手にとって「ついでに消費税増税も」とさえなりかねません。不人気列車の大暴走をゆるしてはならない。止められるのは国民世論です。

photo きょうは、午前中、本会議と行政監視委員会。午後、大阪・西淀川区社会保障推進協議会の代表から後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願の紹介議員のご依頼(写真)。その後、明日の総務委員会での質問準備。


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