巷では値上げラッシュに怨嗟の声がうずまいています。政府・与党がガソリン税の暫定税率を復活したとたん、ガソリンスタンドでは1リットル当たり120円台前半だったレギュラーガソリンの価格が一気に150円台に跳ね上がりました。これではGW中の遠出を控える人も多いでしょう。景気への影響も心配です。
暫定税率復活のための衆院「再可決」前、町村官房長官は会見で「在庫があるので値上げはGWが過ぎたころからではないか」なんて余裕の、というかお気楽なコメントをしていましたが、昨日の会見では記者から「便乗値上げではないか?」と質問され、「なにが便乗値上げかは公正取引委員会に聞いてください」と不機嫌そうに答えていました。まったく甘い認識だったようです。
値上げはガソリンだけではありません。大学生になったわが家の二男の報告では、コンビ二のカップラーメンも110円台から140円台に上がったといいます。二男はアルバイト代の目減りを嘆いておりました。食料品はじめ生活必需品の値上げラッシュが止まりません。
「しんぶん赤旗」の集金で近所を回ると「後期高齢者なんとかしてえ」といきなり言われました。「うちのお父さん今年で75やねん。若いころからずーっと働いてきて、子どもや年寄りを支えてきたのに、自分が年取ったらこんな扱いされるやなんて」とえらい剣幕です。「やめさせるようがんばってやあ」と強烈な要望をいただきました。
うーん、これは連休明けの国会は大荒れになりそう…。論戦と国民運動でがんばりがいある情勢です。
きょうは自宅でデスクワーク。この間バタバタしてたまってしまったメールへの返信、明日の憲法記念日の演説準備、飛び込みの府営住宅入居の生活相談など。合間に自宅前で、小学生になった三男のためにお兄ちゃんのお古の自転車のサビ取りをしていると、ご近所の方が「良かったらうちのを差し上げますよ」とまだ新しい自転車を提供してくれました。ありがたや〜。