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動き出した国会 日銀総裁人事は否決 

2008年03月12日

 長らくお休みしていた国会がいよいよ動き始めました。きょうは午前、参院本会議が開かれました。久しぶりの開催でお互いフラストレーションがたまっているからでしょうか、与野党双方から些細なことで野次が飛び交う、そんな雰囲気の議場でありました。でもこれくらいの方がずっとお休みしているより活気があっていいと感じたのは私だけではないはずです。本会議では日本銀行総裁などの任命に関する賛否がはかられました。私は、武藤敏郎氏(日銀副総裁、元財務事務次官)を日銀総裁に任命するという政府の提案に反対しました。

 理由は3つ。@1985年の「プラザ合意」以降、対米協調として実施された「超低金利政策」が、バブル景気とその破綻を招き国民生活をどん底に陥れた、Aバブル崩壊後、「不良債権処理」の名で金融機関に多額の税金を投入する一方、多数の中小企業が「不良債権」扱いされてつぶされた、B2002年の予算編成で社会保障費自然増のうち3000億を削減し、その後毎年2200億円削減するレールを敷き、国民の命と暮らしに深刻な影響を与えた――いずれも大蔵・財務官僚として武藤氏が行ってきたことですが、氏は「正しい判断であった」などとまったく反省していません。

photo 投票の結果、投票総数235、賛成106、反対129で、武藤氏を日銀総裁にする人事案は承認されませんでした。福田首相は、きのうまで「どうして反対なのかわからない」「困った」などと理解力も当事者能力もない右往左往ぶりをみせていましたが、ここは首相として国民が納得できるあらたな人事案を提出すべきです。(写真は散会後の本会議場)

photo 午後、保団連、民医連、中央社保協などが主催する「後期高齢者医療制度の中止・撤回をめざす3・12国会内集会」に参加。「この制度に国民が怒っているのはなぜか。75歳になったとたんに、健保、国保から無理やり追い出し、別の制度に囲い込み、負担は増やし給付は削るという、年齢によって高齢者を差別する制度だからです。こんなヒドイ制度は世界で日本だけです。じつは、私の父は昨年75歳になり、母は今年75歳になります。このままこの制度が実施されたら私は親不孝者になってしまいます。なんとしても中止にさせましょう」とあいさつ。(写真で立っているのが私)

 集会には、全国からたくさんの団体・地域の代表が集まりました。また、日本共産党のほかに民主、社民、国民新、そして自民の議員も参加していました。「後期高齢者医療制度の中止・撤回」の声と運動は、日に日に政治を動かしています。ガンバロー!

photo 明日から参院予算委員会が動き出すので、やや下がり気味だったモチベーションも急上昇。尼崎のたまちゃんにもらった「白い粉」(けっして怪しい粉ではありません。クエン酸飲料の素です)をグビグビ飲みながら質問の仕上げにかかりました。うーん、酸っぱい!けど、やるぞー!

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