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私、怒ってます!

2008年03月10日

 私、怒っています。週が明けたのに国会審議再開のめどが立ちません。きょうの参院予算委員会理事会で、民主党は早期の審議入りに合意しませんでした。それどころか、下手をすれば先週に続き今週も予算委員会の開会はないかもしれないとも伝わってきました。

 冗談じゃありません。もちろん、充分な審議もしないまま衆院で予算案を強行した与党も悪い。しかし、憲法の決まりで予算案は衆院が可決して30日経てば、参院の結論がどうあれ成立することになっているのです。衆院では2月29日に予算案が可決されたので、3月30日がくれば予算は自然成立してしまいます。3月30日は日曜日ですから実際には3月28日までしか参院の審議日程はとれません。

 つまり、民主党が1日審議拒否をすれば参院での予算案審議の時間が1日短くなるということす。すでに、昨年の審議時間を保障することは難しくなってきました。そんなことをしていったい誰が喜ぶのか!?政府・与党です。いったい誰が損をするのか!?国民です。貧困の増大をはじめ、いま国会でしっかり議論しなければならない課題は山積みです。なのに、予算委員会という最高の舞台でそれがされなくなるのですから。

 加えて言わせてもらうなら、個々の議員の質問権の侵害にもなっていると思います。私も予算委員会でただしたいテーマをたくさん用意し、寸暇を惜しんで各地で調査を重ねてきました。ところが、先週からその成果を発揮できる機会を奪われたままになっているのです。腹立たしくて仕方ありません。

 民主党は、道路特定財源の暫定税率が3月31日で期限切れになるので、それまでできるだけ審議を先送りしたいとの思惑のようですが、それは邪道です。審議拒否ではなく、論戦で堂々と政府を追いつめるべきです。衆院と違い、参院予算委員会は民主党だけで過半数をもち、与党の多数による強行の心配はないのですから。充実した審議はいくらでも可能だし、論戦のなかで政府をぎゃふんと言わせてこそ国民の共感と支持も得られるというものです。

 それとも、「大連立」騒動で明らかになったように、自民党と民主党の間には国政の基本問題で違いがないので、論戦で追いつめることができないのでしょうか?いずれにしても、こんな無責任、有害な戦術で、私たちまで巻き添えにするようなことはただちにやめてほしい。質問の機会と時間を返せ!といいたいです。

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