2008年02月16日
「ほな、ねーちゃん、嫁はんの分も書いとくわ」。大阪・難波で毎月行われている消費税増税に反対する署名行動。「どうせ上がるんやろ」というおっちゃんに、「あきらめて声あげへんかったら認めたことになるんとちがいますか?」とくらいついて署名してもらったときの反応だそうです。「ねーちゃん」と言われたのと署名してくれたのと、ダブルの喜びの報告でした。 16日、私の出身の生協の組合員や職員の有志でつくってもらっている「わいわいネットワーク」のつどいが開かれました。ネーミングは、「わいわい」しゃべりながら政治をよくする道を考えようというのと、「山下よしき」のイニシャルから来ています。昨年の参院選後初めての集まりとあって、皆さん6年ぶりの国政復帰をとても喜んでくだり、文字通り「わいわい」とおしゃべりも盛り上がってあっという間に2時間半が過ぎました。
さすがに生協運動にかかわっている皆さん。Q&Aの話題は広い。中国製ギョーザの問題にはじまって、憲法9条、消費者行政一元化、消費税増税、救急医療、高齢者医療、年金、物価上昇、子どもたちの進学・就職、障害者自立支援法、C型肝炎、介護保険制度、そして日本共産党と連立政権と、国民の暮らしの実態や関心が次々紹介され、「へー」「そうそう」と多彩な角度から政治を考える機会となりました。 高校に来た求人票が虚偽で若者が使い捨てられている、介護・福祉の職場の労働条件があまりにも低く若者が自立できないなどなど、国会で取り上げたいテーマもたくさん出され、とても有意義でした。
で、結論は、「国会や大阪府・市議会の共産党の席を見たらスジみたいに細い。食品添加物の規制を強化した70年代は衆議院議員が40人もいた。こんどはもっと増やさなあかん」ということに。「スジ」という表現には参りましたが、そのとおり。共産党のスジを太くし、面積を増やしていく以外、この国の政治を根本から変える道はありません。 「元気になりました」「外国のいいところをどんどん紹介してください」「次の選挙はぜったい伸ばさな」と皆さんの感想。よかった。でも、こんなにあったかい集いを開いていただいて、いちばん元気になったのは私なのでありました。ありがとうございました。