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発見に目が輝く!! 高校生からインタビューを受けました

2008年02月06日

photo いや〜楽しかったです。和光高校の生徒の皆さんからインタビューを受けました。社会科の授業の一環として各政党の国会議員に直接話を聞いてみようという企画で、3人の女子生徒が来室されました。

 「在日米軍基地は日本の安全にとって必要だと思いますか?」「米軍がいるから日本は侵略から守られているという意見がありますがどう答えますか?」「キャンプ座間への米陸軍司令部移設について賛成ですか反対ですか?」「朝鮮半島への謝罪と戦後賠償は必要だと思いますか?」「憲法9条は改憲すべきですか?」などよく考えた質問を次々と繰り出す彼女たち。

 じつは、とってもよく勉強していて、沖縄までフィールドワークに出かけ、日米両政府が新基地を建設しようとしているキャンプシュワブ周辺の住民の声を聞いたりしているのです。「基地のそばに住んでいる人たちはみんな賛成でした。それで仕事や雇用が増えればいいといっていました。基地をなくして沖縄の経済をどうやってよくするんですか?」なんて再質問も。

 占領時代に米軍は「銃剣とブルドーザー」で住民を追い出し一等地を鉄条網で囲んで基地にしてしまったこと、そのために鉄道も引けないなど沖縄経済発展のいちばんの障害になっているのが米軍基地であること、かつて革新知事の時代には基地返還後の広大な跡地を活用して企業を誘致したり産業をおこす経済活性化の具体的なプランを持っていたこと、を紹介すると、「へえー、そうかあ」「沖縄の人たちに伝わってるんでしょうか」と真剣にノートをとっていました。

photo さらに、在日米軍が日本を守るための部隊ではないことを、空母や海兵隊、長距離爆撃機の任務から解き明かすと、大きく頷き「よくわかりましたあ」。21世紀の世界は超大国の身勝手な軍事行動を許さない世界に前進していることを、イラク戦争前の世界市民の行動と国連の役割、「東南アジア友好協力条約」の内容と加盟国の広がりから説明すると、身を乗り出して聞き「知りませんでしたあ」。新しいことを発見したときの彼女たちの目はとても輝いていました。

 というわけで気がつけば2時間が経過。「時間が過ぎるのを忘れるくらい面白かったです」「お忙しい中ありがとうございました」といってもらえ、私の「授業」も無事終了。彼女たちのみずみずしい、本質を突いた質問は、答える側にも刺激がありました。そして、若者たちが、この国の進路を真剣に考え、語り合うことは、より良い未来をつくる土台になるとつよく感じることができました。がんばれ、未来をつくる高校生たち!!

 最後に、資料が見つからず彼女たちに渡せなかった、「東南アジア友好協力条約」の加盟国と人口を紹介しておきます。

【1976年】インドネシア(21,900万人)、マレーシア(2,664万人)、フィリピン(8,310万人)、シンガポール(448万人)、タイ(6,242万人)、【1984年】ブルネイ(38万人)、【1989年】パプアニューギニア(619万人)、【1992年】ベトナム(8,411万人)、ラオス(561万人)、【1995年】ミャンマー(5,322万人)、カンボジア(1,380万人)、【2003年】中国(131,448万人)、インド(109,700万人)、【2004年】日本(12,706万人)、パキスタン(15,680万人)、韓国(4,884万人)、ロシア(14,222万人)、【2005年】ニュージーランド(415万人)、モンゴル(259万人)、オーストラリア(2,063万人)、【2007年】フランス(6,310万人)、東チモール(95万人)、バングラデシュ(14,049万人)、スリランカ(1,967万人)

 以上、加盟国合計369,693万人。独立・主権の相互尊重、内政の不干渉、紛争の平和解決、武力の威嚇・行使の禁止を原則とする「東南アジア友好協力条約」加盟国が世界人口の57%を占めるまでに拡大していることは、平和の巨大な流れです。

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