大阪駅前で志位委員長を迎えての府知事選街頭演説会を途中まで聴いて関空へ。関空から空路北海道に向いました。眼下に見える白銀の北アルプスが美しかった。
札幌の気温は氷点下9℃。風がないので寒さはさほど感じませんでしたが、雪道を歩くのはかなり危険。国会秘書のH氏が準備してくれたゴム製の「氷雪路面用簡易滑り止め」(こんなのがあるんですねえ)を靴に装着してなんとかコケずに済みました。
以前党本部でリストラ反対・雇用を守る闘争本部の仕事をいっしょにやり、現在札幌赴任中の赤旗記者N氏と食事をしながら、北海道の公立病院再編計画と住民運動の状況をレクチャーしてもらいました。明日から2日間、この問題で調査をおこないます。町長や町議会議長、病院関係者、住民との懇談をセットしてもらっています。
タクシーの窓から見えた札幌の時計台。新婚旅行以来かなあ…
札幌からひとつ残念な報告をしなければなりません。地元秘書のN氏から平野屋新田会所の主屋がついに破壊されたとの連絡が入りました。表長屋門の屋根瓦もはがされているようです。最後の局面で浮上した業者と元所有者の買い戻し交渉も決裂したとのこと。貴重な歴史遺産を守ってほしいとたくさんの方から応援をいただいたのですが、力不足をお詫びいたします。(左写真は、長屋門。屋根瓦の一部がはがされてしまっています)
会所の無残な姿を掲載するのは忍びないのですが、現代人に訴える歴史遺産の最後の叫びとしてご覧ください。(右写真は、主屋。重機で解体されている様子)