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NHK会長人事を考える

2007年12月14日

 やはり…という感じです。けさ(14日)の新聞各紙が「NHK橋本会長退任へ」と書きました。決めたのはNHKの経営委員会(委員長=古森重隆・富士フィルムホールディングス社長)。古森委員長は次期会長の人選について「経済界の人がいいと思う」と語り、経営合理化などの重要課題への取り組みを民間企業の経営経験者に委ねたい考えを示したとも報じられています。

 一昨日の総務委員会で私は、放送法の「改正」案が、政府から独立し国民の代表によってNHKを管理・監視するために設置された経営委員会のあり方を変質させ、「競争力強化」など「企業経営のガバナンス」優先にゆがめる恐れがあることを指摘しましたが、「改正」前からその傾向が出始めました。

 「大本営発表」と直結した戦前の放送のように、放送が権力と一体になる「国営放送化」を許さないこととともに、国民の文化や民主主義を醸成するという重要な役割をになう放送に、「市場原理」「競争原理」を過度に持ち込むことにも警戒が必要だと思います。とりわけ「公共放送」たるNHKにとっては本質的な問題だけに、会長の人選は国民によくわかるオープンな議論ですすめてもらいたいものです。

 きょうは朝、参院本会議。その後、大阪の30人学級・私学助成をすすめる会の代表が来室。「財政が大変なときだからこそ、ムダな道路をつくるより子どもたちの教育を優先してほしい」とのご意見にはまったく同感です。続いて、日本郵政株式会社の担当者から国会答弁について説明を聴取。きょうは早めに帰阪。

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