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なんでこのタイミングなの?福田・小沢党首会談

2007年10月30日

 午前、議員会館でデスクワーク。お昼、総務委員会の理事懇談会。次回の委員会日程(11月1日、郵政公社決算についての報告聴取と質疑)を確認。午後、拉致特(北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)の理事懇。次回の委員会日程(31日、外務大臣、官房長官より報告聴取)を確認。いよいよ、私の所属する各委員会もフル回転になってきました。

 きょうの国会は、福田首相と小沢民主党代表の党首会談の話題で持ちきりでした。午後の理事懇でも、自民党理事から「長い会談だったね〜」「また金曜日にやるらしいよ」「その関係で明日予定されていた党首討論は中止らしい」「密室での話し合いはやらないっていってたのにわかりにくいねえ」などのつぶやきが聞こえてきました。
 
 そのとおり。まさに「密室談合」です。2党だけの党首会談のために衆院テロ特別委員会の野党の質問が2時間も割かれました。しかも、1日に予定されていた国会での党首討論は完全に中止に。自民・民主の2党だけの都合による国会運営であり、「議会制民主主義のあり方からいって、きわめて重大」(日本共産党市田書記局長)です。

 市田さんはきょうの記者会見で、7年間書記局長として毎回党首会談に同席したが、自民と民主だけの党首会談というのはこれまで一度もなく、2党間の場合も、自民と民主だけではなく、他の各党の党首とも会談が行われてきたと指摘。29日夜に、自民、民主両党から同会談について穀田国対委員長に通告があったさい、党首会談を開催するなら全会派参加のもとに行うべきだとの態度を両党に伝えたことを明らかにしました。

 7月の参院選挙で国民が下した審判は、こんな国民にわかりにくい政治を求めてのものではないはずです。きのうの守屋前防衛次官の証人喚問で、古い自民党政治の腐った構図が浮きぼりになり、国民の怒りが沸騰しているそのときに、なんで国民の目の前でさらに追及し追い討ちをかけるチャンスを削るようなことをするのでしょうか?このタイミングでの会談は相手に助け舟を出すのと同じです。こういうやり方を繰り返していたら国会の緊張感がなくなり、国民の期待を裏切ることになると思いますが、みなさんいかが?

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